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少子化問題を理解していない自民党の愚劣!

自民党のニ階幹事長が26日東京都内で講演し「子供を産まない方が幸せじゃないかと勝手なことを考えて(いる人がいる)」「皆が幸せになるためには子供をたくさん産んで、国で栄えていく」などと述べて、あたかも子供を持たない(持てない)家庭を批判したとも取れる発言をした。(27日付け朝日新聞)。

政権政党のトップであるニ階幹事長が、日本の働く女性がどのように扱われているかすら理解できていない事に愕然とする。日本の女性労働者が安上がりの使い捨ての景気の調節弁として扱われており、その女性が妊娠したと言うだけで約2割の企業が退職強要や解雇を行っており、また4割ぐらいの企業が正社員から非正規に変えさせる現実がある。

女性が仕事を続けようとしたら子供を産めない現実があるのに、その事を与党・自民党のトップが理解せず、あたかも「子供を産まない方が幸せじゃないかと勝手なことを考え」ているかの発言はアホとしか言いようがない。

日本の雇用政策は家事・育児・介護を女性の肩にかぶせて、男性労働者を長時間労働で搾取するというものであり、女性はやむえず離職させられている現実がニ階幹事長には見えていないのである。女性が子供を産めば保育所が少ないため離職に追い込まれている現実が自民党には見えていないのである。日本の女性労働者への差別を合法化する手段として正規雇用と非正規、一般職と総合職を設け、職制や雇用形態で差別を合法化していることも指摘しなければならない。

日本の女性は学歴は世界一なのに、その能力が生かせないのが日本の遅れた社会なのです。真に男女平等にすれば日本の経済成長は欧米のトップになれるのです。問題はそれだけではなく、女性の職場ではいじめやパワハラが酷く、精神的暴力で退職に追い込まれる例も多くあります。つまり女性がその職業的能力を存分に発揮できず、働きつつ子供を産み育てる環境も整っていない現実があります。

自民党がいつまでも少子化問題を解決できないのは、女性を取り巻く環境を全く理解していないからであることを指摘しなければなりません。安倍首相は「女性が活躍できる社会にする」というだけで、実際には何もしませんでした。しないはずです、自民党は少子化の原因を「子供を産まない方が幸せじゃないかと勝手なことを考え」ている、と考えているのですから、話にならないのです。

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