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日本の野党は法的観念論を克服せよ!

安倍首相は親米右翼であり、アメリカの作った憲法を改正する気はない。ただ戦術的に「改憲」を言っているにすぎない。自民党が改憲を口にすれば、野党は「護憲」をオウム返しのごとく繰り返す。

憲法9条はアメリカ軍がいつまでも日本に居座り、日本を従属国にするために押し付けたものだ。当時の日本は敗戦に懲りていたので「非武装中立」を簡単に受け入れた。アメリカの押しつけた憲法を「憲法9条は日本の宝」と持ち上げる政党が「反米」「米軍基地撤去」を叫んでも、それは護憲だから実際には反米ではない。

つまり日本の野党(共産党・立憲民主党等)の護憲派も、日本の防衛をアメリカに頼る親米派なのである。自公は議会で3分の2の議席を保持しているのに、一向に改憲を行わないのは、彼らが実際には改憲を行う気がないことを示している。それは野党を「護憲」という間違った路線に導くための戦術に過ぎない。

日本の野党が真に掲げるべきは「対米自立」でなければならない。戦後70年以上経つのに自国の防衛をなぜアメリカに頼るのか?自分の国には自分たちで守るべきではないのか?ところが日本の政党は与党も野党もこの当たり前の事を誰も口にしない。それは「対等の日米同盟」を掲げた鳩山内閣がアメリカの策動で潰された事を見てきたため、どの政党も「対米自立」を言わないのである。鳩山はトランプの時代ならアメリカから歓迎されたであろう。

今アメリカの大統領は、アメリカ軍が他国を防衛するのが嫌なトランプだ。彼は「アメリカ第一主義」で孤立主義の考え方を実行して、同盟国に25%の関税をかけて保護貿易主義を実行している。こうした情勢の下では日本は対米自立の道を行くしかない。それなのに日本の政治家は今も対米従属派がのさばっている。

日本は対米自立して、アメリカと中国の覇権争いの戦争に巻き込まれないようにしなければならない。ところが与党も野党もアメリカ従属派ばかりなのである。日本民族が民族としての誇りを忘れていないのなら、自分の国を自分の力で守る、アメリカの軍隊には引き揚げてもらう。この当たり前の事を発言できないで愛国者と言えるのかを日本の政治家は自己に問うべきだ。
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