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北朝鮮の「チャブ台返し」が始まった!

これまで北朝鮮は、何度核放棄の見返りを手に入れたうえで「チャブ台返し」を行い、とうとう核とミサイルを手に入れたのである。あのしたたかな北朝鮮がすんなりとトランプに核放棄を誓うはずがない。
トランプがツイタ―で「大きな成果」を書いた後で、中国を後ろ盾にした北朝鮮は米韓合同軍事演習に難癖を付けて南北閣僚級会談をドタキャンした。アメリカにも見返りもなしに核放棄を要求するなら米朝首脳会談をやめるぞ、とすごんだ。

これに対するトランプの回答は「会談して結果が出れば、我々は実際いい関係になるだろう。そして金正恩委員長は、とても強い保護を得ることになるだろう」と述べて、北朝鮮が嫌うリビア方式は「モデルではない」と述べた。秋の中間選挙に向けて成果が欲しいトランプ大統領は、北朝鮮に足元を見透かされている。

アメリカが米朝会談を成功させるには段階的な見返りを与えるしか無いように見える。米朝会談の結果は(1)北朝鮮の非核化が成功する。(2)何の成果もなく時間稼ぎで終わる。(3)決裂して軍事衝突になる。以上の可能性がでている。中国が北朝鮮の後ろ盾になったことで(1)(3)の可能性は低くなり、(2)の可能性が強くなった。すでに米朝会談が発表されたことで中国は経済支援を開始し、各国の制裁破りも増えており、もはやアメリカと日本の制裁維持は難しくなっている。見ものはトランプの辛抱強さがいつまで続くか、が世界の関心になってきた。

半島国家のしたたかさは、歴史的に大陸国家の抑圧を、巧みな外交で生き延びてきた地政学的・歴史的なしたたかさなので、経済人としてのトランプの「取引」が通じる相手ではないであろう。あのしたたかな北朝鮮がアメリカの圧力で「はいそうですか、核を捨てます」などというわけがない。北朝鮮は旧ソ連とコミンテルンの社会主義的改革を拒否して「奴隷制独裁」を守り通したつわものなのだ。
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