南北閣僚級会談中止で揺さぶられる米韓!

米朝首脳会談が6月12日にシンガポールで開催されることが決まり、各国の北朝鮮経済制裁が緩み、北朝鮮は既に勝利の果実を得始めている。日本の海上自衛隊は東シナ海で瀬取りを行う韓国タンカーと北朝鮮タンカーを発見している。いまや北朝鮮制裁は底が抜けつつある。秋の中間選挙を気にするトランプと違い、独裁政権の北朝鮮はいつでも「ちゃぶ台返し」を行える。

北朝鮮の発表では、アメリカが北朝鮮に譲歩の提案を行ったのは事実よようで、金正恩はこの間2度も中国の習近平と会談して、後ろ盾として中国を最大限利用している。韓国国内ではあたかも北朝鮮と統一できるかの楽観論が出ているが、半島の統一問題は東西とも先進国であったドイツの統一のようには進まない事は明らかだ。今回北朝鮮が米韓軍事演習を口実に、16日に予定されていた南北の閣僚級会談を突然中止したのは明らかに米・韓に対する揺さぶりである。

朝鮮中央通信は、アメリカに対しても「米朝首脳会談の運命に付いて熟考すべきだ。」として脅しをかけた。北朝鮮は中間選挙で成果が欲しいトランプの足元を見透かしている。
韓国国内では南北会談で浮かれているが、北朝鮮のような個人独裁の奴隷制国家と韓国はどのような統一策があるというのだろうか?もし北朝鮮が核兵器や毒ガス兵器を破棄したとしても、経済制裁がなくなり国際社会に復帰したら、北朝鮮の個人独裁支配が持つわけがない。北朝鮮は南北の緊張状態がなくなれば政権の崩壊は避けられないであろう。

しかし北朝鮮は、トランプの武力攻撃が怖いので現在は話し合いに応じるスタンスを取っているが、その結果である緊張緩和で経済制裁が空洞化しつつある中で、米の中間選挙前にできるだけ成果を獲得したいところだ。だから各段階での見返りを要求しているのである。今回の揺さぶりはその為のものである。このような交渉の場合、選挙などの日程上の弱みを抱える側がどうしても不利になる。

北朝鮮にすれば核放棄の査察を段階的に進めて、各段階で見返り(=経済援助)を獲得する目論見であるので、米朝の交渉は極めてもろいものとなる。この間まで叔父や異母兄や多くの部下を処刑してきた殺人鬼のような人物が、今やノーベル平和賞の候補だというのだから笑わせる。韓国国民の浮かれぶりは危険この上ない事態である。
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コメント

北朝鮮は信用できない!

 北朝鮮は経済的見返りを手にいてたら、約束を反故にすると思います。

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