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アメリカとの同盟は半ば崩壊しかかっている!

トランプ政権は日本に対し「不公平な貿易で長年アメリカの富を奪ってきた」「日本は何年も貿易でアメリカに打撃を与えてきた」と非難する。しかし日本が長年貿易黒字でえた金で、多額のアメリカ国債を買い、対価なしでアメリカに富を貢いできたことには一言も触れない。

トランプは自国の貿易赤字を問題にするが、アメリカはドルを垂れ流して輸入品を手に入れている。日本の買っている米国債は、対価なしにアメリカに富を貢ぐことなのだ。日本は世界一の米国債購入国だ。その日本がトランプ政権に非難されているのに、日本政府は何ら反論できないのである。

アメリカはドルを垂れ流して安く商品を手に入れ、垂れ流したドルは米国債を買わせることで回収しているのだから、どちらが対価なしに富を奪っているのかは明らかだ。対価なしに日本から奪っている方が収奪者として悪辣であるのだ。

日本が防衛のためにアメリカからF22ステルス戦闘機を買おうとしたら売らなかった。アメリカは自分で貿易赤字を増やしたのではなかったのか?在日米軍のために日本は受け入れ国支援として毎年多額の資金を負担している。沖縄の米軍基地の地代だけで年間800億円を超えている。思いやり予算や米軍再配置の負担金を入れれば莫大な金額(年間7000億円超ぐらいか)になる。

日本はこうした米軍のための負担金を自国の防衛に使えば、アメリカ軍は撤兵しても自国の防衛ができるのである。日本は対米自立して十分に自国を防衛できる経済力がある。在日米軍が引き上げても、また中国の軍拡に対しても、防衛費をGDP2%ぐらいに増やせば十分対抗できる。武装中立で日本の平和主義は堅持できるのである。アメリカが日本と貿易したくないなら、ロシアや中国と貿易を拡大すればよい。貿易をすることが、イイコール富を奪うことだという相手に、従属する必要はない。日本は誇り高い道、すなわち対米自立の時が来ている。自分の国は自分の力で守るべきなのだ。
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