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米朝交渉の中身が明らかとなった!

報道によれば、米朝両政府が5月末の首脳会談での合意を巡り交渉している内容が明らかになってきた。アメリカ側はポンぺオCIA長官が事前交渉を進めており、アメリカ側は北朝鮮の核とミサイルの完全放棄と国交正常化を「一括」で合意をしようとしており、これに対し北朝鮮は首脳会談では原則合意にとどめ段階的に対価を求めながら進めたい意向だと言われている。

また首脳会談の開催場所でも平壌で行うかアメリカか、もしくは第3国で行うか、まだ決まっていないようだ。アメリカのトランプ政権は秋の中間選挙に向け成果が欲しいが、北朝鮮は段階的に成果を獲得しながら、最後に核ミサイル問題を話合う考えで、この差は簡単に埋まりそうにない。

アメリカは北朝鮮が保有する核兵器や核物質に加え、核ミサイル関連施設の完全廃棄を求めている。これに合意できれば平壌とワシントンに代表部を設置、休戦協定を平和協定に転換し国交正常化を実現する。この過程で経済制裁も解除していくという。これに対し北朝鮮はまずアメリカによる敵視政策の完全放棄を主張し、体制保障や軍事的な脅威の解消など段階的に進め、まずアメリカ側が制裁の緩和を行うよう求めている。

どう見ても同意できそうにないほど話合いの進め方からして対立している。9日に、トランプ大統領が米朝会談を「5月か6月上旬になる」と語ったが、とても合意ができそうにない。アメリカが北朝鮮の段階的解決に合意すれば、またしても北朝鮮に経済的成果を取られて振り出しに戻ることを繰り返すことになるであろう。

さりとて北朝鮮がアメリカの方針を受け入れるなら、金正恩の立場が危うくなりかねない。問題は妥協案がどのようなものになるかだが、それはまだ分からない。北朝鮮が大陸弾弾道弾を放棄して、日本を標的にした他の中距離弾道弾の保有を認める可能性もあり得るので、日本は他人事ではない。また拉致問題が解決しないまま、日本が北朝鮮への多額の開発援助を負担させられる可能性もある。
今回の米朝交渉がどうなるのかは、日本にとっても死活的に重要であり、またトランプが米軍をアジアから引き上げる意向なのかも注目点であり、いずれにせよ日本は防衛面で対米自立しなければならなくなるであろう。
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