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9月の安倍総裁3選に向け、反安倍の動きか?

安倍政権を支えているのは読売新聞グループの渡辺恒雄で、報道では飯田橋のホテルグランドパレス内の日本料理店「千代田」で2人はよく密談していると言われている。ひところは安倍一強と言われ、9月の総裁選で安倍首相の3選は確実と言われていた。

ところが最近の財務省・厚労省の官僚の「反乱」とも言える動きは深刻である。財務省の決済済みの公文書が改ざんされていたことや、厚労省の裁量労働制の拡大の法案の基礎となった資料が偽造さていた疑いが出てきで、安倍政権が裁量労働制の拡大の法案からの削除を決めたのは明らかに官僚の「反乱」と見るべきだ。

この反乱とは別に、自民幹事長の二階と安倍の間に溝が拡大しているらしい。また総裁のイスを狙う石破と参議院のドン青木が接近しているらしい。安倍一強体制が森友・加計問題で揺さぶられている。次から次へと書面の改ざんや法案資料の偽造で安倍包囲網が形成されているのではないかとの見方が出ている。財務省の決裁文書の改ざんは10回以上されていたというのだから、とかげのしっぽ切りの官僚の自殺や辞任で済むわけがない。

事は国有財産の格安払い下げや、公的資金200億円を首相の友人に流し込む、政治権力の私的利用とも言える犯罪だ。しっぽ切りで済むわけがない。森友・加計問題の野党の追及と自民内の反安倍連合の形成へと事態が進むなら、9月の安倍首相の3選は難しくなってきたのではないかと思われる。

特に決裁済みの公文書の改ざんや、法案資料の偽造問題は、安倍政権の命取りになりかねない問題であり、安倍長期政権が自民内や官僚内に不満を募らせているので事態は極めて流動化している。9月の安倍3選も難しくなる可能性がある。安倍外交も世界中から批判されているトランプ一辺倒や、独裁権力を強化する中国との関係改善等、安倍政治は内政・外交とも問題を抱えている。北朝鮮とアメリカの首脳会談の行方次第で、日本外交は窮地を迎える可能性もある。安倍政権に陰りが見え始めたといえる。
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