米軍の攻撃回避狙う金正恩の微笑み外交!

韓国の大統領の文在寅氏は、南北統一国家を核保有国として強国とする夢を持っている。両親が北朝鮮出身のこの大統領が、北朝鮮に特使団を派遣すると、予想どおり北朝鮮が特使団を厚遇し、金正恩も笑顔で会談に応じた。

「わが民族同士で力を合わせ北南関係を前進させ、祖国統一の新たな歴史を作ろうと言うのが一貫した原則的立場だ。」と金委員長はうそぶいた。金正恩はこのところアメリカの攻撃がありうるのかを、関係者に質問していたという報道があるので、南北首脳会談を設定し、アメリカにも会談へのシグナルを送ることで、米軍の攻撃を回避したい狙いがあることは明らかである。

特使団は、韓国に帰国後すぐアメリカに行き訪朝結果を報告すると言うので、米朝会談の可能性についても金正恩の考えを伝えるものとみられる。「国家の存続を保証されれば核は必要ない」などという、心にもない事を言ったらしいが、北朝鮮の駆け引きであろうし、これまで国際社会は何度も北朝鮮に騙されてきた経緯があり、また瀬戸際外交で見返りを得て、約束を反故にするであろうことは明らかだ。

トランプ大統領が、南北首脳会談で合意した事を「世界にとって素晴らしいことだ。」と評価したらしいが、ペンス副大統領は北朝鮮が非核化に向けた措置を講じるまで、最大限の圧力を加え続ける方針を表明した。北朝鮮の韓国取り込みが成功するかは分からないが、アメリカが金正恩の微笑み外交にどのような対応を取るのかも注目される。北朝鮮が核・ミサイル実験を中断することを表明しても、非核を約束しない限り、アメリカは制裁をやめないであろうから、金正恩の微笑み外交が、具体的にアメリカに対し外交としてどのような譲歩を行うのか?注目される点である。

アメリカの経済制裁が北朝鮮に深刻な打撃を与えているから金正恩の微笑み外交となったことは確かであるが、ここからの北朝鮮の瀬戸際外交の巧みさが表れるので、アメリカ政府は油断しない方がいい。在日米軍が激しい夜間訓練を繰り返している事を金正恩は知っており、なんとか韓国を首脳会談に引きいれることで時間稼ぎをして、アメリカの攻撃を回避しようと画策しているのである。
北朝鮮も韓国も体質は同じで、外交とはだまし合いと考えており、かれら相手に外交で信義や誠実さを求めること自体が間違いであることをトランプは知らないことが、日本政府の心配な点なのである。
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