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オリンピック後の半島情勢に激変があり得る!

在日アメリカ軍の戦闘機やヘリ、オスプレイ等の訓練が激化している。このためヘリの不時着事故やF16がエンジン火災から、燃料タンクを湖に投棄するなど、事故が多発している。アメリカ軍はオバマ大統領の8年間、予算の削減で満足な訓練ができていなかったが、ここにきて在日米軍の訓練が激化していることが注目される。

現在極東海域に空母打撃軍が3つ、海兵隊の空母型上陸強襲艦3隻等が集決しており、これらはオリンピック・パラリンピック後の米韓軍事演習に備えたものか、それともアメリカの北朝鮮への先制攻撃がありうるのか?注目を集めている。

北朝鮮はアメリカをなめ切り、挑発的な核実験やミサイル実験を繰り返してきたが、アメリカは米本土に届く核ミサイルの保有を北朝鮮には絶対に認めないので、武力行使は避けられないと見られている。

アメリカの先制攻撃は、始めに北朝鮮の通信網とレダー網を使えなくしてから攻撃を加えるので、北朝鮮の組織的反撃が何処までできるかは不明である。もし北朝鮮が日本や韓国にミサイルを発射すれば北朝鮮への核攻撃の可能性もあるであろう。北朝鮮がアメリカ軍の先端兵器をどの程度理解しているかは分からないが、報道を見る限り今回の瀬戸際外交はあまりにも無謀で、明らかに米軍の力を見くびっている。

アメリカは資本主義の不均等発展で相対的な力が低下しているからといって、未だにその軍事力は世界一であり、その凶暴性に変化はない。中東や東欧でロシアとの勢力圏をめぐる矛盾が激化しており、アメリカは世界覇権を維持するため、軍事的力を誇示しなければならない局面にある。トランプ大統領が「軍事パレードをやりたい」と言い出したのは、それを必要とする世界情勢が反映していると捉えるべきであろう。

トランプ米政権が昨年北朝鮮を攻撃しなかったのは、米軍の訓練が不足していた為で、準備が整えばアメリカは北朝鮮に反撃を許さないほどの攻撃力を見せるであろう。オリンピック後の米韓軍事演習をめぐり、半島情勢が一触即発の事態を迎える可能性が高いのである。アメリカ軍の極東での力の誇示が、中東や東欧のロシアとの勢力圏争いに決定的影響を与えるであろう。オリンピック後に朝鮮半島の緊迫した局面が生まれるのは不可避である。
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