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朝鮮半島の緊張緩和の局面をどう見るか?!

冬季オリンピックをめぐり北朝鮮が韓国との対話路線に転換し、中国と歩調を合わせた韓国の取り込み、韓米間にくさびを打ちこむかの動きが出ている。しかも強硬だったトランプ大統領が話し合いを支持し、米韓軍事演習も先送りした。

しかしアメリカ国内では北朝鮮の核恫喝に対し、国民の軍事的解決を支持する層が増大している。つまりアメリカの軍事的解決の可能性が高まる中で、北朝鮮の時間稼ぎと韓国の文政権を利用した外交戦による軍事的解決阻止の動きが出ているのだ。

今のところトランプ政権は話し合い路線のティラ―ソン国務長官を解任していないし、トランプの軍事的解決が本気なのか、それとも単なるポーズなのかも分かりにくい。同様に北朝鮮と中国の関係も分かりにくい、一見中国と北朝鮮は鋭い対立関係にあるように見えるが、これはアメリカを軍事介入に誘い込み、泥沼化させる狙いで、中朝間の対立は偽装かもしれない。

中国は明らかに世界覇権の野望を持っており、経済面では金融危機に直面しており、兵器生産増強でで経済を支えているにすぎず。思いのほか脆弱性を持っている。しかしトランプのアメリカも国論が分裂状態で、財政危機であるのに法人税の大幅減税を行うなど、財政面では戦争などできそうにない。しかもイスラエルのエルサレムへの首都を認めて、戦争の火種をばら撒くなど、アメリカの戦略の中心がさも中東にあるかの動きもある。

トランプ政権がロシアゲートで調査が進んでいる中では戦争を欲しているのも事実であり、世界情勢は複雑かつ、流動化している。ここでの緊張緩和は一時的であり、本質は緊張が激化していると見た方がいい。アメリカは見せかけの緊張を緩和させて、金正恩の位置をつかみピンポイントの暗殺を狙っている可能性もあり、事態はいつ急変するかもしれない局面にある。

韓国の文政権は戦争を恐れるあまり、北朝鮮にすり寄っているが、北朝鮮が核を放棄することは絶対にありえず。またトランプのアメリカが、自国を攻撃する北朝鮮の核ミサイル配備を許すわけがない。北東アジアの情勢の本質は緊張の激化であり、南北会談は日和見主義者の一時的願望と見るべきであろう。したがって話し合いでの北の核放棄は100%有り得ないのである。
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