政治家安倍の粉飾・詭弁・欺瞞!

安倍首相の年頭所感と年頭記者会見を読むと、づくづくものはいいようだと思う。安倍首相は「一億総活躍社会」を作り上げる(年頭所感)という。かっての「一億総玉砕」のスローガンを思い起こすこの「一億層活躍社会」とは、少子高齢化で日本の人口が縮小する時代において、格差社会を作り、労働条件が悪化する中で「一家総働き」でないと食えなくなっただけの事なのだ。

「社会保障を全世代型に改革する」(年頭所感)この安倍首相の言葉は粉飾で、イギリスでは早くから「ゆりかごから墓場まで」の福祉が確立している。「全世代型福祉」とは日本がいかに福祉の面で遅れているかがわかる言葉なのだ。

「本年は働き方改革挑戦したします」(年頭記者会見)安倍首相の言う「働き方改革」とは時間外労働の上限規制を月100時間にして、長時間労働で人口の減少に対処する政策で、長時間労働をやらないと競争に勝てない、長時間労働の社会を作ろうとしている。「働き方改革」というなら一日8時間労働で食える社会をつくるべきだ。

憲法改正について安倍首相は「与党野党にかかわらず、広い合意が形づくられることが期待されています。」(年頭記者会見)ともっともらしく述べるが、自民党内では右翼議員が増え続け、リベラル派がほとんどいなくなるほど自民党が右翼政党化している実際がある。

政治家の言葉ほど欺瞞に満ちはものはない。「少子高齢化」の日本がなさねばならないのは省力化投資を全社会・全産業で行い、生産性を高めることである。主要日本企業の内部留保は410兆円を超えるまで増えている。必要なのは賃上げ誘導で人を雇うより設備投資で生産性を上げた方が安上がりな状況を作ることなのだ。ところが安倍首相は労働分野の規制緩和を未だに進めている。長時間労働を拡大していては設備投資等進むわけがない。

ところで安倍首相によれば日本の生産年齢人口は過去5年間で390万人減少した。安倍首相は労働力が減少すれば外国人を入れればよい、という考えなのだ。その結果日本の生産性は先進国で最下位にまで落ち込んだ。これでは国民が豊かになるわけがない。言葉のマジックでごまかす政治家に明日はない。
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