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モンスター化した北朝鮮の脆弱性について!

第二次大戦でドイツは東西に分断され、朝鮮半島は南北にふんだんされた。コミンテルンは北朝鮮を社会主義になるように努力したが、諦めた。奴隷主のヤンバンの大王である王権の下での李王朝500年がこの半島の後進性を決定づけた。

金王朝とも言うべき北朝鮮は今も奴隷制の王権の支配下にある。東西冷戦がソ連や中国の援助で軍事大国を可能にした。だが冷戦の崩壊はこの軍事国家への援助がなくなり、北朝鮮は120万人の軍隊の兵器更新にも困るようになり、核開発に活路を求めた。

国民が飢えに苦しんでいるのに、核開発・ミサイル開発にまい進し、国家が軍事的に強化されても統治力は衰えている。治山治水もダメ・国民を食わせられないのだから金正恩の支配は見かけほど強くはない。困ったことに日本や世界から必要な人材を拉致することに、この奴隷制国家は罪悪感を持たない。

この恐るべき古代王朝に、アメリカの覇権が力を試されているのが現在の北朝鮮情勢なのだ。韓国が経済的に中国の取りこまれて、朝鮮半島は北も南も流動化している。奴隷制の古代性を温存する韓国も、ヤンバンが財閥になっただけであり、資本主義としては先進国になりきれない。政府が約束した事を後継政権が覆すのだから、韓国も外交の相手になりえない後進性を持っている。

朝鮮半島の後進性は儒教ゆえに革命には結びつかない。だから北朝鮮への経済制裁は内部崩壊にはつながらない可能性が高い。北朝鮮の社会革命は国際戦争の形をとる以外行えない可能性が強いのである。その事は韓国にも言える、韓国における社会改革は財閥の解体で、経済成長の恩恵を国民が受けられる社会にしなければ、経斉の今以上の成長は難しい。

いずれにせよ北東アジアの動乱が目前に迫っているのは確かである。戦争が朝鮮半島に歴史打開力を発揮するのか見届ける時でもある。
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