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アメリカは北朝鮮・中国への融和策に転ずるのか?

報道によれば、トランプ大統領はアジア訪問を控えて10月に親中派の大物キッシンジャー元国務長官をホワイトハウスに招ねいたという。また、対北朝鮮強硬派のジョン・ボルトン元国連大使、中立派のコリン・パウエル元国務長官らともトランプは意見交換したという。

その中で北朝鮮が核計画を止めざるを得ないような全ての外交経済上の圧力を中国が加え、金正恩が書く計画を放棄し、その検証を受け入れれば、アメリカは北朝鮮に経済援助を提供し、さらには在韓米軍を削減する、との「大型バーゲン」が検討されつつあるという。この報道でワシントンは今騒然としていると言われる。

北朝鮮へのトランプの強硬方針と韓国の話し合い路線とで米韓関係はすでにギクシャクしているが、この「大型バーゲン」が実施に移されると韓国と日本の政界に衝撃が走るであろう。この路線はアジアからアメリカが撤退することを示しており、アジアの覇権は中国に移ることは確実である。

米中の和解で北朝鮮問題を解決するというキッシンジャーの米中和解論は、習近平が富国強兵の覇権主義・社会帝国主義の戦略を出している時に、まるで敵に塩を送るかの政策であり、キッシンジャーも老いたという他ない。トランプ大統領がこのキッシンジャーの米中和解論を受け入れるかどうかはまだ分からないが、彼は大統領選で日本や韓国をアメリカが守ることに反対していたことを忘れてはいけない。

安倍首相は北朝鮮問題だけでなく、中国の覇権主義の危険性についてトランプにキチンと説明した方がいい。北朝鮮問題の解決にとらわれて、「大型バーゲン」で中国に戦略的譲歩を行うことの危険を説明すべきだ。アメリカがアジアから撤退するなら日本の安全保障は根底から崩れるのである。日本は早急に対米自立し、強力な防衛力を備え、自分の国は自分で守れるようにしないと「アメリカ第一主義」のトランプに見捨てられる可能性が実際にあり得るのである。
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