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小池氏は選挙前の姑息な選別をやめよ!

小池氏は民進党からの入党申し入れを(1)安保法(2)憲法改正の2点で選別する考えを表明している。これでは「希望の党」の幅が狭まり、自公には勝てない。党内に一切別の考えを認めない、というのは奢りの表れではないか?

せっかく民進党の新党首の前原氏が解党の決断をしたのに、これでは野党が2つの陣営に割れる。反安倍政権で「日本をリセットする」のではないのか?それでは政権交代を望む国民の期待を裏切ることになりかねない。

自民党でも護憲派の議員がいる、公明党内にも安倍の右翼政策に反発する人がいる。北朝鮮の核恫喝で安保法への考えを変えた議員もいるはずだ、それを過去の発言で選別するという。何と度量の小さい人だろう。党内の政策をめぐり多少の意見の違いは認めなければならない。選別するのは国民であって小池氏ではない。

組織と言うのは意見の多様性を認めないと脆弱でもろい組織になる。「希望の党」がリベラルを排除するなら今回の「希望の党」の選別は野党共闘を破壊するだけの目的と受け取られるであろう。政党を結成するということは政権を取ることを目指すのであるので、当然小池氏は知事の職を辞し、国政に進出すべきだ。

「希望の党」の幹部が政権を取るのは「次の次」との発言も報道されている。これも間違いだ。安倍政権が森友・加計問題で追求を逃げるために解散したのであるから千歳一遇のチャンスなのに総選挙を前に「次の次」などと発言すべきではない。

私の周りの人達からは「失望」の声が多く出ている。党内にリベラルを抱えることがなぜいけないのか?小池氏は説明すべきであろう。自民党内にもリベラル派・護憲派がいる。違った意見を排除するのはまるでヒトラーのようではないか?

小池氏は大阪の維新の党とも協力するという。大阪では維新が改革ではなく「新たな利権の再分配」の政党だということが明らかになり、すでに府民から見捨てられつつある。これでは「希望の党」は国民にとって失望の党になりかねない。小池氏は国民の政権交代の希望に答えるべきで、狭量な選別を止めるべきだ。「安倍右翼政権からの転換」の1点で団結してこそ政権交代が実現するのだ。小池氏は小異を無視して大道に付け!
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