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北朝鮮の瀬戸際外交の限界とトランプ政権!

マスコミが金正恩とトランプの「ののしり合い」を面白・おかしく報道している。トランプは政敵を激しくののしることで勝利し大統領になった。世界の覇権国として韓国や日本を従属下に置き続けるには半島の非核化をアメリカは保持しなければならない。北朝鮮は冷戦が終わり、大国に依拠して国を守ることができなくなり、核保有で戦略的生き残りを目指している。

この対立を、話し合いで解決するにはどちらかが屈服しなければならない。金正恩は世界でも珍しい奴隷制国家の大王であり、屈服を認めると体制を維持できない。トランプは大統領になったものの、議会の反対で公約を実行できない。このうえ北朝鮮に虚仮にされては大統領としての権威はなくなる。逆に戦争になれば伝統的に議会は大統領を支持する。

経済制裁は中国・ロシアが反対するので効果は期待薄で、これは、もはや戦争以外の解決策はないように見える。北朝鮮の金正恩体制は緊張状態が続けば政権は安定する、だから北朝鮮は瀬戸際政策をこのんで作りあげる。アメリカは油田もない北朝鮮に戦争してペイするとは見ていない。しかし今回は戦争費用を日本や韓国に請求できるので巡航ミサイルを数千発使ってもペイする可能性がある。

問題は北朝鮮の攻撃から韓国や日本の被害をアメリカ軍が抑止できるかであり、それが可能ならアメリカの先制攻撃は大いにあり得るであろう。北朝鮮が核の非拡散と言う国連の意向に反して、思うさま国連決議違反を続けているだけでなく、拉致や偽札、麻薬の販売など「ならず者国家」であるので、アメリカの北朝鮮攻撃は国際的支持を受けるであろう。

可能性として、アメリカが北朝鮮を核保有国として認めると、イランに核・ミサイル技術が売却されイスラエルが存亡の危機に陥ることになる。アメリカはユダヤ人を見捨てることはできない。後は北朝鮮が核・ミサイルを放棄し、北朝鮮の安全保障をアメリカや中国が保障できるか?であるが、そもそもそのようが合意が生まれる信頼関係が相互に皆無だ。

つまり問題は経済制裁で決まる問題ではない。どう考えても武力衝突まで行く可能性しかない。トランプにとっては国際的支持の下で攻撃できる環境を整備するだけであろう。マティス国防長官が「軍事的選択肢はたくさんあり、中にはソウルを重大な危険にさらさずに実行できるものもある。」と語ったことである。これが事実なら北朝鮮に継戦能力があるとも思えないので、アメリカは攻撃するであろう。
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