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追い込まれるトランプ大統領、世界はリーダー不在!

トランプ大統領はロシアゲート事件で追い込まれるだけではない、白人至上主義団体をトランプが擁護したことに反発する政権の助言機関(政策審議会)の委員の辞職が相次ぎ、ついに自分の政権の助言機関(政策審議会)を解散した。

トランプ政権は国務省などの次官クラスの人事も未だ任命できず。しかも側近の辞職や更迭が相次いで政権はガタガタの状態となった。外交も保護貿易主義で同盟国と矛盾を深めており、トランプ政権は外交でも何の成果も見込めない状況にある。

北朝鮮の核・ミサイル開発も中国の経済制裁が何の成果もなく事態は深刻化している。北朝鮮が核ミサイル開発を放棄するわけがなく。このままでは事態は深刻化するばかりだが、話し合い解決ができる余地がない状況にある。もし北朝鮮の核開発を容認すれば北東アジアの軍事バランスは崩れ、韓国や日本の核装備の可能性が出てくる。

中国と米国の関係も、知的財産権でトランプ大統領が対中「通商法301条」に基づく調査の検討を米通商代表部に指示した。中国側はこれに強く反発しており、世界の大国間の貿易摩擦が激化しかねない事態になりつつある。

トランプ政権の戦略はいまだないに等しく、アメリカ国内は白人至上主義者の運動が反発を招き国内対立は激化している。アメリカ社会はトランプ政権になって分裂・対立を深めつつある。トランプは政治顧問をおいた方がいい、素人の大統領が事態を混乱させているように見える。

これでは世界の覇権を狙う中国拡張主義には絶好のチャンスであり、世界はリーダー不在の下、ますます多極化しつつある。政治の混迷は経済の混迷になり、あたかも大戦前の状況に似てきている事を指摘しなければならない。
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