米朝の強硬な非難合戦の本気度?

北朝鮮軍は10日朝、「わが人民軍戦略軍は、アメリカに厳重な警告信号を送るために、中距離戦略弾道ミサイル火星12型の4発同時発射によって行う、グアム包囲射撃方案を慎重に検討している。」事を明らかにした。

朝鮮中央テレビはその経路に付いて「日本の島根県・広島県、高知県の上空を通過する事になる。」と日本の具体的地名を挙げた。いつものことながら北朝鮮の瀬戸際戦術は強行で、徹底的に挑戦的・冒険主義的だ。韓国首相ややアメリカの国務長官の対話の呼び掛けにも無視だ。

アメリカへの核攻撃の想定ビデオまで作りニューヨークが火の海になる映像まで放映されてはトランプも黙ってはいられない。「現在のアメリカの核戦力は、過去最強だ。この力を使わないことを望む。」とトランプは反撃した。

北朝鮮の個人独裁政権は、政治的緊張状態が続く限り金正恩体制は続く。したがって緊張状態を緩和する対話路線は受け入れられないのである。そこで得意の瀬戸際戦略で強硬な核脅迫を繰り返すことになる。北朝鮮指導部は、アメリカは油田のある中東以外では大きな戦争はしない、と高をくくっている。

アメリカ側から見ると、経済的にアメリカは大きな戦争をするだけの余裕はない、つまり経済的には戦争路線は有り得ない。しかし政治的に見ると、トランプ政権は公約実現のオバマケアの見直しが議会の反対で進まない。北朝鮮と戦争になれば伝統的にアメリカ議会はトランプに協力せざるを得ない。つまりアメリカはトランプの腹一つで戦争に踏み切る可能性がある。トランプ大統領が一部の下院議員に「北朝鮮と戦争になる。」と語ったことが報じられており、事態は流動的になっている。

双方が望まないにもかかわらず、強硬発言に互いに反発して世論が高まり戦争に突入する可能性がある。アメリカ国民の60%が北朝鮮の挑発に反発している。韓国政府がアメリカ政府に穏便な対応を求めたのは戦争もあり得ると事態を深刻に捉えたゆえである。トランプ政権はロシアゲートで追いつめられており、戦争で事態の打破を図る可能性は強まっていると見た方がい。
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