トランプ政権の戦略的不透明性が世界の不安!

トランプ政権の公約のオバマケアの見直しが議会の反対でうまくいかない。「アメリカ第一主義」をやればやるほど同盟関係がずたずたになる。保護貿易主義をやればやるほど外交はギクシャクする。
日米関係が今のところ平穏なのは、北朝鮮問題と、北を制裁できない中国へのアメリカの怒りがあるから、トランプもアジアでは日米同盟重視を取らざるを得ない。

トランプ大統領の政策は古い産業資本家の目線での保護貿易主義だ。アメリカは金融資本の国でありアメリカのドル支配の仕組みを壊しては、トランプと米メデアとの対立はなくなりはしない。米メデアを握っているのは金融資本なのでドル支配の仕組みを壊すのであればトランプ弾劾もある得るかもしれない。

トランプの公約であった対ロシア外交の改善もメデアの攻勢で一歩も進められない。オバマ前政権がウクライナの内政に介入しクーデターを引き起こしてロシアを地政学に目覚めさせたのは、ロシアとEUが結びつくのを阻止し、対ロシア制裁でロシアを東に向かわせたのは、ヒトラーの矛先を東に向かわせたチェンバレンの政策に似ている。

旧社会主義国の中国とロシアを結びつけたことで、日本は2正面の戦略的危機に直面している。また北朝鮮の核ミサイル開発を容認し、そのことで日本と韓国をアメリカの従属国とする政策が、日本に対する北朝鮮の核恫喝を可能にした。日本の現在の中・露・北の地政学的危機(=外交的孤立)はアメリカへの追づい外交の産物なのである。

日本が戦略的危機を打ち破るには、対米自立で自国を自分の力で防衛できるようにすること、自立で対ロシア外交を戦略的に改善し、経済の相互依存関係を築き、ロシア市場と資源を取り込むこと。これによって外交的に日本の侵略を狙う中国覇権主義を孤立させ、主敵として防衛力を強化し、確実な日本の防衛戦略を持つことができる。

トランプ一辺倒の安倍外交では日本の安全はおぼつかない。トランプの考えは1日で激変しかねず。アメリカが突然アジアから引き上げる可能性もある。日本はアメリカとの友好関係を続けながら、同時に独自の戦略外交に転換する時が来ている。
日本の防衛は日本人の力で成し遂げるべきであり、それなしに独自の戦略外交は不可能なのである。
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