トランプの外交がもたらしたアメリカの孤立!

トランプ大統領はメキシコの国境に壁を築き、メキシコとの関係を傷つけ、北米自由貿易圏に懐疑的なためにカナダもトランプに不信感を持ち始めた。欧州はアメリカから離れ始め、アジアの同盟国はアメリカのTPP離脱で中国へのすり寄りを強めている。

中東ではトランプはサウジへの巨額の武器売却で成果を上げたが、同時にサウジなどのカタールへの断交で同盟国を分断させてしまった。カタールには米軍基地が有るのにだ。つまりトランプのアメリカは「アメリカ第一主義」を戦略にまで高めたため、同盟国を次々離反させつつある。トランプは「選挙戦略」で現実のアメリカの戦略を破壊しているのだ。

アメリカは現在も世界の支配者であり、その世界通貨ドルによる支配は、アメリカ金融資本に莫大な利益もたらしてきた。アメリカにおける巨額の貿易赤字は、黒字国への米国債の売却でアメリカは貿易黒字国を対価なしで搾取することができたのである。これを否定するトランプはあまりにもバカ者であり、アメリカの官僚たちにそっぽを向かれているのだ。

トランプはできもしない貿易赤字の削減を掲げて、アメリカ国民に高額の商品を買わせることに力を入れることに、どんな意味があると言うのか?トランプの外交の柱に戦略ではなく、貿易赤字の削減を目的にする愚を指摘しなければならない。トランプはなぜ国務次官や次官補のポストが指名しようとしても誰もが辞退するのはなぜなのかを考えるべきであろう。未だに28の国務大臣の下の国務次官や次官補のポストになり手がない事は、事実上アメリカの外交が停止している事を示しているのだ。

このままではトランプは「アメリカ第一」どころか、世界戦略で中国の後塵を拝することになりかねない。アメリカは覇権国としての戦略を持つべきであり、トランプは「選挙戦略」にこだわるのではなく、アメリカの戦略的利益は何かを考えるべきなのだ。このままではアメリカの同盟国はそれぞれバラバラに地域の利益を追求し始めるであろう。米欧同盟も韓米同盟も、北米同盟も崩壊の危機にある。世界は多極化に突き進み、世界は合従連衡の時代に入りつつあると言える。

日本も対米自立に備え、均衡ある防衛力を早急に整備し、強化しなければならない。
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コメント

日本は自立すべきだ。

 トランプの弾劾は確かにありえます。日本は自分国は自分で守るべきです。

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