米・朝の軍事恫喝合戦の様相しめす!

軍事恫喝の瀬戸際外交で、アメリカや日本から「援助」を何度もかすめ取ってきた北朝鮮は軍事恫喝に長けている。15日には故金日成主席の生誕105年記念日に平壌で規模な軍事パレードを実施した。このパレードでは各種のミサイルを登場させ、アメリカへの敵意をあらわにした。

アメリカはアフガニスタンのISの拠点に大規模爆風爆弾を使用し、多数の地下要塞や南進トンネルを長年建設してきた北朝鮮を軍事的に恫喝した。また世界最大の原子力空母カールビンソンを中心とした艦隊を朝鮮海域に派遣した。

トランプ大統領が貿易摩擦と取引で中国に北朝鮮への圧力を要請し、中国は北朝鮮の石炭運搬船の入港を拒否、航空便も運行を停止し、今のところ協力をしているように見える。中国とロシアの外相は14日会談して「朝鮮半島の戦争や混乱を防ぐことが中ロ両国の共通利益だ」と述べ対話による核問題の解決を働き掛けることで一致している。

アメリカは北朝鮮の「体制転換に踏み込まない」ことを表明している。これは軍事圧力で核・ミサイルを放棄することを迫っているのではない。攻撃は核・ミサイル関連に絞ることを表明して、北朝鮮の全面反撃を止めようとしているのである。これに対し北朝鮮は全面反撃の意思を示すことでアメリカの攻撃を抑止しようとしているように見える。

アメリカの北朝鮮攻撃には韓国政府の了解が必要だが、現在韓国の大統領は不在である。トランプ政権は「中国がやらないならアメリカと同盟国がやる」と語っているが、中国にそのような影響力があるとも思えない。米軍による北朝鮮攻撃は不可避の様相を示している。

このように緊迫した状況の中で、アメリカの副大統領の韓国訪問に合わせて北朝鮮がミサイルを発射し、すぐに爆発し、失敗したことは北朝鮮の武器であるミサイル技術が拙劣であることを示した。アメリカが北朝鮮の反撃を恐れず核ミサイル関連施設に攻撃をかける可能性を高めることである。

ギリギリの軍事力による圧力の中でアメリカと北朝鮮の交渉がありうるのか?注目されるが、トランプは中東情勢との関連でアメリカの力を示さねばならない。北朝鮮の核・ミサイル関連の施設への米軍の攻撃は避けられそうにない。局面はつばぜり合い、軍事恫喝合戦を双方が行っているが、どちらも相手に屈服できないので、アメリカの攻撃は避けられないようだ。
トランプ政権は軍事力による問題の解決を目指して誕生しており、北朝鮮は王朝のメンツにかけて核・ミサイルを放棄することは出来ない。今や何をきっかけに攻撃するか?が焦点なのである。
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