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北朝鮮国境に15万人の中国軍展開の意味!

トランプ大統領と習近平主席の間でどのような約束が行われたかは分からない。したがって北朝鮮国境に展開する中国軍の任務が、北朝鮮政府への圧力なのか?それとも米軍攻撃による難民対策なのか?いずれかであることは間違いないであろう。

現在、北朝鮮の貿易の90%を中国との貿易が占めている。現在の中国政府がこの貿易を遮断できるのか?できれば北朝鮮は核ミサイル開発は続行できなくなる。「中国がやらなければ我々がやる」トランプ大統領の発言は中国には無視できない理由がある。

今年の秋には中国共産党の指導部人事を行う党大会がある。習近平は現在この人事に全力を挙げており、その為に国営企業の整理・統合も先送りしている。習近平は秋の人事で再選と政治局人事で過半するを確保しなければならず、したがって朝鮮半島が戦争状態になるのは困るのである。

これとは逆にトランプ政権は北朝鮮への先制攻撃でアメリカへの核攻撃を阻止すれば支持率が上がるだけでなく、議会の協力も期待できる。問題は米軍の先制攻撃で北朝鮮の報復能力を早期に壊滅できるのか?という点だ。北朝鮮のミサイル関連施設と核関連施設は破壊できるであろう。問題は北朝鮮の韓国ソウルや日本への報復を阻止できるかである。戦争が長引けば世界経済に打撃となるだけでなく、トランプ政権にとっても打撃となる。

アメリカが空爆し、中国軍が北に侵攻して北朝鮮の指導部を一掃し、管理下に置くことが可能であるか?しかしその為には15万の中国軍では少なすぎる。こう見ると習近平はアメリカの攻撃を予想し、難民の自国への流れ込みを恐れて国境への軍を展開したと見るべきであろう。中国軍の国境への展開は北朝鮮は歓迎しないであろうから、北朝鮮と中国の関係は緊迫している可能性が強い。

日本や韓国にとっては、「戦略なき思いつき攻撃」をするトランプ大統領であるだけに、アメリカの空からの攻撃への北朝鮮軍の反撃を何処まで阻止できるのか?自国が大きな被害をこうむる可能性が高いだけに、なんとか中国の経済制裁だけでことが終わることを期待するしかない。しかし今の中国は北朝鮮への影響力がほとんどなくなっている。

トランプは東シナ海や南シナ海で中国と事を構える前に北朝鮮問題を解決したいであろうが、中国はアメリカと対決する時の第2戦線として半島の対立関係は維持したいところである。アメリカは北朝鮮の指導部を短期にせん滅できる自身があるなら米軍の「北朝鮮先制攻撃」は有り得ると見るべきで、泥沼を回避できるならトランプは先制攻撃するであろう。

北朝鮮の体制変更に成功すれば、イランの核開発阻止にも道が開ける可能性が高い。トランプ政権の閣僚が元軍人が多いことの意味は、政治的問題を軍事的に除去する決意の表れと理解すべきである。
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