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米中を怒らせたパク・クネの二股外交!

表面的には、韓国国民が立ちあがってパク・クネ大統領を倒したように見える。しかし何事も背景がある、とりわけ韓国の政治家がらみの事件は全てが権益がらみ、外交がらみであることは疑いないことである。

パク・クネ大統領は中国政府の「反日」共同戦線にのり、中国に接近しアジアインフラ投資銀行にも参加し、中国北京での軍事パレードにも出席した。その見返りに韓国企業は巨大な市場を手に入れ利益にあり付いた。しかしパク・クネ大統領がもくろんだ北朝鮮を中国が仲介しての南北統一はならなかった。むしろ北朝鮮の核・ミサイル開発に拍車をかけ、北朝鮮の中国人脈は壊滅した。

北朝鮮のミサイルと核開発は、パク・クネに韓国防衛からアメリカの進める高高度ミサイル防衛の配備を受け入れざるを得なかった。しかしこの結果中国政府が激怒し、韓国への経済制裁が始まった。震え上がったのが韓国の財閥だ。巨大化した中国市場を失いたくないので、中国のそそのかしに乗り、パク・クネ追い落としのため自国のマスコミを使い、パク・クネ大統領が一人の女性の操り人形だとのキャンペーンが始まった。

韓国はアメリカの従属国であるのに、アメリカと中国を欺瞞するかのような二股外交は、いつかは失敗が避けられなかった。とりわけ中国の戦略であるアジアインフラ投資銀行に参加したことはアメリカの怒りを買うことになった。アメリカは自国の重要な軍事技術を中国に売り渡す韓国の欺瞞を許せないし、中国は市場を韓国企業に与え、観光客で儲けさせたのはアジアで主導権を握るための韓国取り込みであり、それが成功しはじめるや、アメリカのミサイル防衛に加担し、中国国内までレ―ダ―で中国空軍の動きを丸裸にされるのは、核抑止力を失いかねないのであり、許せない裏切りと映る。

こうしてアメリカからも、中国からも経済的利益を追求するパク・クネの二股外交は、アメリカと中国が朝鮮半島の現状固定化で一致しているとはいえ、軽薄にも北東アジアの軍事バランスを激変させる行為だとの認識がなかったこと、戦略に関わる外交関係で二股外交を展開して双方を怒らせて今回の弾劾を招いたのである。それにしても韓国国民は一時はパク・クネの二股外交を支持しておきながら、いとも簡単にマスコミに乗せられて反大統領に転じるのだから、政治レベルの低さは救いようがない。パク・クネの周辺に戦略が分かる軍師がいなかったことが招いた事態と言うべきだ。
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