FC2ブログ

米次期政権は親ロ・反中路線が鮮明に!

トランプ次期米大統領がやっと記者会見で外交路線を明らかにした。トランプ氏はプーチンロシア大統領との間で対話を進め関係改善を目指すとともに、中東では「ロシアは私達の助けになる」とも指摘した。

対照的に中国については「中国によって米国内で2200万件の情報がハッキングされた」事を指摘、さらに中国が経済面だけでなく「南シナ海での巨大な要塞の建設でアメリカの弱みに付け込んでいる」と批判、対中国外交での強硬姿勢を鮮明にした。

トランプ政権の安全保障関係の人事は保守強硬派が占めており、このことはおよそ推測されていたことだが、オバマ政権の敵に寛大な「非介入主義」と違い、トランプ政権はアメリカの覇権に挑戦する中国社会帝国主義の危険性を正しく認識していると言える。

オバマ政権が対ロシア外交で経済制裁でロシアを中国側に追いやることは愚策としか言いようがなく、共和党政権が発足すれば修正される性格のものであった。トランプの政策は「アメリカ第一主義」で保護貿易主義的だが、政策的にはレーガンの政策に似ている。

トランプ政権が当面は国内に雇用を創出するとともに、軍事的には中国の海洋戦略を封じ込めに動く可能性が強まった。特に「一つの中国政策」の見直しは中国政府が「核心的」としているだけに台湾海峡が軍事的に緊迫する事態もあり得るであろう。持ちろん中国との貿易交渉との関係で「一つの中国政策」の見直しが出てきている可能性があるので、具体的な外交を見てみないと分からない面があるが、トランプは中国政府には厳しい相手になりそうだ。

中国政府は、トランプ政権が人権問題にはこだわらないと判断し、現在国内での政府批判勢力(少数民族・民主派等)の大弾圧にのりだしており、そののち、アメリカとのアジアの支配権をかけた海洋戦略にのりだそうとしている。新旧の帝国主義の戦略的衝突がアジアで始まる可能性がある。中東では米ロが協力して統治する方向で間違いないであろう。注目されるのは旧ソ連圏のバルト3国や東欧・中央アジアへのロシアの支配権をどうするか?であるが、これはEUの意向も絡むのですぐに変化はあらわれないであろう。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

SEO対策:政治