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米大統領選でクリントンが負けた理由!

ヒラリー・クリントンは高校生の時から黒人スラム街でボランティア活動をしてきた人で、以前はリベラルと言われた。以前のオバマとの予備選でも共産主義者のように批判されていた。今回の大統領選では「社会民主主義者」のバニ―・サンダース氏にリベラルのお株を奪われ最後までてこずった。クリントンは今回の選挙で「腐敗している」と批判されたのだ。

ヒラリー・クリントンの第一の敗因は、アメリカ国民が格差社会の中で変化を求めている時に「オバマ政治の継承」を言ったのが私は最大の敗因だと思う。アメリカの大衆はオバマ政権の下で生活が悪化したと考えているのだから勝てるわけがなかった。サンダース氏が予備選でクリントンに勝った州でクリントンはトランプに負けていることがそれを示している。

第二の敗因は、選挙戦で政策を語らなかったことだ。夫のビル・クリントンが大統領の時に経済を立て直した実績を語るべきだった。グローバル化がアメリカを豊かにした事を語り、トランプの保護貿易主義の危険を批判すべきであった。トランプに調子を合わせて反TPPに主張を変えたのが失敗だった。イギリスに表れた民衆のグローバル化の反転現象を軽視すべきではなかった。

第三の敗因は、アメリカの男性は女性が大統領になるのを決して認めない。賢い女性が嫌いなのである。クリントンは賢さが先に出る。「ガラスの天井が」アメリカには確かにあるのだ。アメリカは今も男性社会なのだ。

第四の敗因は、選挙戦でトランプの女性問題を批判した事であった。女性問題では自分の夫も同様の問題を犯していたのであり、選挙戦を低俗で史上最低の選挙戦にしたことがトランプを有利にした。トランプの排外主義・反イスラム・人種差別主義・保護貿易主義的な主張と、その人脈を批判すべきであった。

第五の敗因は、大手メディアの世論調査を信用し、油断したことだ。大衆は大手メディアを信用せず。したがってその世論誘導の裏をかいて、自分の変化を望む主張を最後まで隠した。結局クリントン陣営が世論調査に油断し、動員力が極端に落ちる結果となった。クリントン候補の集会は空席が目立ち。トランプ候補の集会は満員だった。

アメリカの大統領選で三回も同一政党が勝利することは難しい。オバマ大統領の二期8年の次は、当然共和党が有利になる。そうしたなかでクリントンは変化を求める大衆の声をつかめなかったことが最大の敗因で、大衆から遊離していた点にクリントンの「腐敗」が表れていたと見るべきであろう。金融資本から8000万円も講演料を受け取っていた事を暴露されたら、その金を貧しい子供たちの支援に回す等の配慮に欠けた。かっては貧しい者の味方であったヒラリーは、大衆から「金持ちの味方」だと受け取られたのである。
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