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トランプ大統領はロシア・中国に有利に作用!

トランプは内向きの保護貿易主義であり同盟国には厳しい大統領となりそうだ。現在経済制裁を受けているロシアや、南シナ海と東シナ海でアメリカや日本と対立する中国には戦略的に有利な大統領になる。

日本や韓国、イタリアやドイツに駐留する米軍の受け入れ国支援(=負担)は重いものになりそうだ。日本に核を持ち自分で北朝鮮と闘えというトランプは、アジアから米軍を引き上げる可能性さえある。世界の警察官をトランプのアメリカは放棄するのであるから、世界が多極化し、合従連衡の時代を迎えることになる。

ロシアはウクライナ問題で地政学に目覚めた。プーチンはロシアの柔らかい下腹、すなわち中央アジアを影響下に置こうとし、中国はアジアを影響下に置き、西太平洋とインド洋の管轄権を狙っている。アメリカの内向きはロシアと中国の戦略に有利にはたらくことになる。

トランプは、TPPを戦略として捉えることなく、雇用を奪うとしか理解していないのだから、彼はドル支配が見えておらず、極めて一面的な思考の人物なのである。世界の市場を一つにするアメリカの世界戦略は「アメリカ第一主義」によって同盟国を見捨て、ロシアと中国を戦略的に有利にする事になりかねない。

安倍首相は対米従属派だが、アメリカが内向きとなった今日本の防衛をアメリカに依存することは出来ない。日本は対米自立しアメリカとの対等の同盟関係が不可能なら、新たな同盟者を作るほかない。世界情勢は否応なく新しい戦略が必要な局面を迎えている。戦前のようにナチスのような相手を同盟相手に選んではいけないのである。

特に重要なことは中国社会帝国主義が世界で最も危険な侵略勢力となっていることを、国防の戦略の中心に据える事である。アメリカを内向きに導くトランプ大統領が、その中国拡張主義を暴走させることにならないうちに、日本は軍事的備えを構築しなければならないのである。これは時間との闘いである。安倍首相は「アメリカ第一主義」を克服すべき時が来ている。

日本の安全保障の上で、対ロシア外交が戦略的に重要なカナメになり得る事を日本の政治家は忘れてはいけないのである。
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