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北朝鮮問題の本質は、敵対関係の温存に利益を見出している点にある!

北朝鮮は社会主義国ではない、どちらかというと個人独裁の奴隷制の国家である。500年間も続いた李王朝は奴隷制国家であった。これを保障したのは儒教思想である。北朝鮮はこれに近い。国名に関わりなく、北朝鮮は民主主義ではなく、人民共和国でもない。個人独裁の金王朝というべき珍しい国家である。

この国を解体するのは簡単だ、制裁・封鎖をやめ、市場経済に巻き込んめば、すぐに政権は崩壊する。しかし朝鮮半島の対立関係を必要とする国が有る、アメリカであり、中国だ。

北朝鮮という110万人の軍隊を持つ国は、冷戦の残滓のような国である。核やミサイルを保持する個人独裁の世襲の軍事政権が有ることで、アメリカは韓国や日本を従属下に置くことができる。韓国や日本に米軍を駐留させて支配下に置くことができるのである。

中国の側から見ると北朝鮮はアメリカの軍事力との緩衝地帯であり、東シナ海や南シナ海での拡張主義的侵攻時の第2戦線として利用価値がある。したがって米中が半島の現状固定化(=対立の固定化)で一致しているので、北朝鮮の封鎖・孤立化は今も続くことになっている。

中国は国連の制裁には形だけで、実際には貿易を規制しておらず。それゆえ北朝鮮はミサイル実験を何10回も行えるのである。核実験でさえ北朝鮮は今年2回行っている。中国拡張主義は北朝鮮を自己の手ゴマとして温存しておきたいので、国連の制裁を手抜きしているのだ。

こうした枠組みが有る以上、残念なことだが、日本の拉致問題など解決できるわけが無いのである。大国が朝鮮半島の現状固定化に利益を見出している以上、アメリカの従属国の日本政府には取るべき手段が無いのである。日本が対米自立すれば戦略関係が変化するので局面を打破できるのだが、残念なことに、それを実行できる政治家がいないのである。
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