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北朝鮮経済制裁を手抜きする中国の軍事的布石!

北朝鮮が国連決議に違反しミサイル実験と核実験を思うさま行い、北東アジアにおける戦略関係が北朝鮮と中国側に有利に展開しつつある。

国連による制裁強化にも関わらず、中国の「人道目的」と称する意図的な手抜きで、制裁前よりも北朝鮮と中国の貿易は活発化している。北朝鮮から中国への出稼ぎ労働も相変わらず活発で、中朝間の貿易も制裁前の水準に戻っている。中国から北朝鮮への原油輸出は統計上はゼロだが、実際には原油パイプラインで年間50万トンが中国から北朝鮮に送られている。

中国は国連決議に違反して犯罪的な北朝鮮への援助を続けている。国連の安全保障理事会では北朝鮮への追加制裁が審議中だが、それも中国が手を抜けば何の意味もない。中国は東シナ海で沖縄や南西諸島の占領を狙う軍事行動に出た場合、朝鮮半島における北朝鮮の核とミサイルを背景にした半島南進を第2戦線として戦略的に利用しょうとしている。つまり中国は北朝鮮を自己の手ゴマとして戦略的に利用している。その為の国連制裁の意図的手抜きなのである。

つまりこのような中国の企みが有る以上国連安全保障理事会の制裁強化は実質が伴わず、北東アジアにおける北朝鮮の戦略的優位だけが残ることになる。これは日本の安全保障にとっても危機的なことで有り、中国の欺瞞的な北朝鮮支持を放置しては後々ゆゆしき事態が生まれるのは避けられない。

アメリカや主要国は中国に対し、北朝鮮への経済封鎖の完全な実施を求めるべきである。そうでないなら韓国と日本は核武装をしなければ国の安全を保証できないことを安倍首相は表明すべきである。少なくとも中朝間の鉄道・道路橋の空爆による破壊で経済制裁の実効を迫るべきである。

中国拡張主義は西太平洋とインド洋の支配をもくろみ、世界覇権への並々ならぬ野心を表明している。彼らは沖縄の周辺の南西諸島の占領だけでなく日本列島全体の占領さえ企んでいる。中国が北朝鮮の核・ミサイル開発を資源供給面で支えていることは明らかであり、国連安全保障理事会は中国への制裁も考慮するべきである。中国社会帝国主義は新興の帝国主義としての凶暴性を持っており、決してこの拡張主義を軽視してはいけない。アメリカのオバマ政権の非介入主義と中国への融和策は、ナチス・ドイツを西部に侵攻させることで、その矛先をかわそうとした、当時の英首相チェンバレンに似た役回りを演じている事を指摘しなければならない。
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