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安倍のアフリカ外交は適切か?

安倍首相が財界人多数を引き連れてアフリカ外交を行った。中国の資源外交に対抗して質の高い援助をするらしい。もちろん狙いは中国のアフリカ外交に対抗して、日本の常任理事国入りの支持集めである。中国がアフリカ支援に6兆円を投じているのに対抗するものだが、果たしてこの外交が正しいかどうかは疑問が多い。

最近中国がマレーシアと共にマラッカ海峡に共同で港湾開発に乗り出すことになった。これは中国の「一帯一路」構想に基づくもので、南シナ海に建設中の基地を拠点にインド洋に進出する上でマラッカ海峡を握ることが軍事的に重要性を持つ。マレーシアでは最近中国からの投資が急増し重要インフラ事業を次々中国国営企業が受注している。

つまり中国企業がアフリカに自国の労働者100万人を送り込み、資源開発に力をいれているのとセットでインド洋各地に中国が港湾を確保し、今度はマラッカ海峡まで支配しようとしている。マレーシアに新設する港湾が中国の軍港化するのは時間の問題なのである。

日本がアフリかに3兆円の支援をしてもインド洋からマラッカ海峡のシ―レーンを軍事的に確保できなければ中国側の戦略が勝利する事になるであろう。そういう意味で安倍首相のアフリカ外交は戦略に裏打ちされているとは言い難いのである。

つまり戦略なき外交は、いかに「地球儀を俯瞰する外交」と言っても、投下する3兆円が無駄金となりかねないのである。中国社会帝国主義は中華思想に裏打ちされた野心的な覇権戦略を持っている。その中国に、アメリカの従属国の日本が戦略もなく対抗する愚を指摘しなければならない。インド洋の覇権はインドやアメリカに任した方がいいのではないか?アフリカはアメリカや欧州諸国に任した方がいい。このままでは日本はアフリカに無駄金を振りまくだけで終わるであろう。
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