戦略的に重要性増す対ロシア外交!
中国海軍が日本海で軍事演習したが、この演習で無視できない2つの変化がある。それは中国空軍が戦略爆撃機を演習に投入した事である。中国海軍が日本海で有事に活動する場合北朝鮮の海軍基地を利用するか?それともロシアのウラジオストックを活用するしかない。
現在韓国軍と米軍が展開している軍事演習に対抗し、北朝鮮が潜水艦から中距離弾道弾を発射した。このミサイルは約500キロ飛び、日本の防空識別空行きまで届いた。北朝鮮が国連決議に違反してミサイル実験を繰り返しているのに、中国は一切批判せず、対北朝鮮貿易もかなり回復している。つまり中国は北朝鮮の核・ミサイル開発を容認していると見られる。
中国社会帝国主義は現在地球上でもっとも危険な侵略勢力となっており、彼らはアメリカに代わって全地球的規模での覇権戦略を実行に移しつつある。中国覇権主義が西太平洋を管轄海域に組み込むには、日本の占領無しには不可能で、彼らは本気で対日開戦を決意しているのである。
その場合、南シナ海と東シナ海は太平洋とインド洋への侵略出撃基地となる。しかし自衛隊の南西諸島への対艦ミサイルの配備や、航空部隊の南への配置換えの中で、自衛隊の兵力の北部方面の薄さが目立つことになっている。つまり中国軍の今回の日本海演習は、自衛隊の南西方面への兵力の戦略的集中を阻止する戦略的意味を持っている。
中国海軍の戦略的弱点は第一列島線で自衛隊に封じ込められる可能性が有ることだ。これを打破するには開戦前に日本海・オホ―ツク海における部隊配備と、補給基地の確保が絶対条件となる。特にアメリカが内政重視の「息継ぎの和平」に戦略転換している下では、日本は対中国軍の侵攻に単独での防衛を強いられる可能性が強いである。
安倍首相が年内のプーチン訪日に力を入れているのは、まじかに迫った中国軍の日本侵攻にあたり、2正面を回避する必要があるからであり、いまや日本は北方領土をロシアとの絶対条件にするほど立場は強くないのである。重要なのは北方領土ではなく、日本とロシアとの戦略関係を構築する事である。少なくともロシアを中立に立たせておかないと日本の防衛戦略は成り立たないのである。
今ひとつ指摘しておかねばならないのは、中国・北朝鮮の核に対する抑止力をどのように確保するのか?という点である。アメリカの大統領選の結果次第で、日本への核の傘は崩壊する可能性がある。日本が核を保有しなければ第2の広島・長崎を覚悟しなければならないことを知るべきである。核保有か、もしくはアメリカからの核兵器の10発程度の貸与を検討する必要がある。もはやアメリカの核の傘はボロボロだということを知らねばならない。アメリカが核を貸与しないのならロシアから借りることも選択肢であろう。
現在韓国軍と米軍が展開している軍事演習に対抗し、北朝鮮が潜水艦から中距離弾道弾を発射した。このミサイルは約500キロ飛び、日本の防空識別空行きまで届いた。北朝鮮が国連決議に違反してミサイル実験を繰り返しているのに、中国は一切批判せず、対北朝鮮貿易もかなり回復している。つまり中国は北朝鮮の核・ミサイル開発を容認していると見られる。
中国社会帝国主義は現在地球上でもっとも危険な侵略勢力となっており、彼らはアメリカに代わって全地球的規模での覇権戦略を実行に移しつつある。中国覇権主義が西太平洋を管轄海域に組み込むには、日本の占領無しには不可能で、彼らは本気で対日開戦を決意しているのである。
その場合、南シナ海と東シナ海は太平洋とインド洋への侵略出撃基地となる。しかし自衛隊の南西諸島への対艦ミサイルの配備や、航空部隊の南への配置換えの中で、自衛隊の兵力の北部方面の薄さが目立つことになっている。つまり中国軍の今回の日本海演習は、自衛隊の南西方面への兵力の戦略的集中を阻止する戦略的意味を持っている。
中国海軍の戦略的弱点は第一列島線で自衛隊に封じ込められる可能性が有ることだ。これを打破するには開戦前に日本海・オホ―ツク海における部隊配備と、補給基地の確保が絶対条件となる。特にアメリカが内政重視の「息継ぎの和平」に戦略転換している下では、日本は対中国軍の侵攻に単独での防衛を強いられる可能性が強いである。
安倍首相が年内のプーチン訪日に力を入れているのは、まじかに迫った中国軍の日本侵攻にあたり、2正面を回避する必要があるからであり、いまや日本は北方領土をロシアとの絶対条件にするほど立場は強くないのである。重要なのは北方領土ではなく、日本とロシアとの戦略関係を構築する事である。少なくともロシアを中立に立たせておかないと日本の防衛戦略は成り立たないのである。
今ひとつ指摘しておかねばならないのは、中国・北朝鮮の核に対する抑止力をどのように確保するのか?という点である。アメリカの大統領選の結果次第で、日本への核の傘は崩壊する可能性がある。日本が核を保有しなければ第2の広島・長崎を覚悟しなければならないことを知るべきである。核保有か、もしくはアメリカからの核兵器の10発程度の貸与を検討する必要がある。もはやアメリカの核の傘はボロボロだということを知らねばならない。アメリカが核を貸与しないのならロシアから借りることも選択肢であろう。
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