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日本をめぐる軍事戦略のぶつかり合い!

中国軍が東シナ海と南シナ海を内海化し、西太平洋とインド洋の管轄海域を支配する拠点化を進めている中で、日本は奄美大島、宮古島、石垣島に対艦ミサイルを配備するなど、南方重視の軍事戦略を進めている。アメリカ軍は南シナ海の巡航も自衛隊に望む声がある。

これに対し中国の程駐日大使が自衛隊が航行の自由作戦に派遣されれば「中国の譲れぬ一線を日本が越えることになる」として絶対に容認できない、との考えを日本政府に伝えた。防衛大綱では「海上優勢」「航空優勢」の確保が打ち出されている。有事に向け自衛隊が第1列島線(日本列島から先島諸島、ボルネオ島に至るライン)で中国軍を封じ込める役割を担うことになる。

中国はこの日本の軍事戦略を専守防衛から攻めに変化しつつあるとして、日本が「動態威嚇」(活発な軍事威嚇)の戦略を採用したと分析している。

8月18日から中国海軍は日本海で軍事演習を開始した。演習にはミサイル護衛艦、補給艦、艦載ヘリコプター等が参加し、リムパックに参加した最新鋭ミサイル駆逐艦「西安」も参加した。中国海軍は自衛隊の南方重視戦略の裏を突いて日本海での軍事演習で、自衛隊の戦力の薄さを軍事演習で突いているのである。

これより1日先、米太平洋軍はグアムのアンダーセン基地にB52、B1、B2の戦略爆撃機を展開したことを発表した。これは中国軍の爆撃機が南西諸島沖上空を通過して西太平洋に進出している事に対抗するものである。中国軍の米空母の接近拒否戦略で米空母は東シナ海と南シナ海に入れない状況ができており、両海域は中国海軍の聖域化しつつある。

中国海軍の狂気じみた軍拡は、日米の軍事優勢を打破しかけており、自衛隊の増強が急がれる事態となっている。アメリカの大統領選という政治空白の中で中国軍の覇権戦略はますます露骨になっており、日本は安全保障上の危機に直面しているのである。アメリカの2人の大統領候補(トランプ・クリントン)はいずれも内向きであり、アメリカの「息継ぎの和平」は今しばらく続くであろう。日本は当面中国軍の侵略に単独での防衛に追い込まれる事態があり得る。事態は窮迫しており日本の防衛力増強が急がれる。
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