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北朝鮮は何を意図しているのか?

金正恩政権下の5年間で50回を超えるミサイル実験を行っている。その内容は長距離弾道ミサイルテポドン2号、中距離ミサイルのムスダン、潜水艦発射ミサイル、等の実験が含まれている。国連が北朝鮮のミサイル開発を禁じていることなど全く気にする風もない。国連も舐められたものである。

北朝鮮は核実験をこれまで4度行っている。しかも4度目は水爆実験に成功した、と言っている。事実強化型原爆を保有していると見る向きもある。強化型原爆とは核融合技術を部分的に使い核分裂反応を効率よく起こす原爆の事である。

米韓両政府は「北朝鮮の核兵器の小型化は相当な水準にまで達している」と見ており、それゆえ現在北朝鮮は、運搬手段のミサイル開発に力を入れていると見られている。この間の北朝鮮のミサイル実験の多くが失敗しており、まだ信頼性は低いと見られている。

北朝鮮の核ミサイルの脅威は既に相当高いものになっており、米韓両国は高高度ミサイル迎撃ミサイル(THAAD)の配備を決めたのもこうした核ミサイルの脅威に対応するものである。
但し、北朝鮮は大陸間弾道弾の大気圏再突入技術はまだ開発できていないと見られている。

見落としてはいけないことは、中国政府が最近の北朝鮮のミサイル実験を強く非難しない事である。それどころか陰で実験を容認している節があることだ。南シナ海で戦争が発生した場合、朝鮮半島が第2戦線となることを見ておくべきである。

北朝鮮の核ミサイル開発は半島の戦力バランスを突き崩す可能性がある。韓国に配備したTHAADの配備は果たして抑止力を持つものか疑問で、韓国の場合ソウルが国境線に近いので射程距離の短いミサイルの可能性があり、たとえ撃ち落としても核の被害を受ける可能性が高く、戦略的に韓国は核の開発へと進まざるを得ないであろう。

南シナ海で中国海軍が主導権を取りつつあり、朝鮮半島で軍事戦略バランスが崩れればアジア情勢は流動化する事になるであろう。特にアメリカの内向き政治の中で、日本の防衛が危機に直面している。
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