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米・中のアジアの軍事実践体制の整備進む!


米韓両国は今月8日、北朝鮮の書く・ミサイルの脅威に対し米軍の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備を発表した。このミサイルはシステムはレーダーの有効範囲が長く中国の北部沿岸部をカバーする。

中国政府はこの米韓両国の決定に「強烈な不満と断固ことした反対を表明する」と非難した。また北朝鮮はTHAADの配備の位置が確定したその時刻から物理的対抗措置を取ると警告した。北朝鮮がミサイル開発と核開発を急いでいるのも迫る戦争に備えるためである。

韓国へのTHAADの配備は北朝鮮だけでなく中国にとっても戦略的安全性への脅威となるものである。中国が核抑止力を保持しようと核原潜の活動海域としての南シナ海の軍事基地での囲い込みを急いでいるのは、北東アジアへの高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備と関連しているのである。

米軍がソウル北方に駐屯する第2歩兵師団を、ソウル南方の平沢への移動が行われた。合わせて在韓米軍司令部も平沢へ移動した。これは国境に近いソウルの防衛が困難であるばかりか、北朝鮮軍のロケット砲等の第一撃に耐えられない事を考慮した実践的対策そのものである。

中国が南シナ海の軍事基地化への国際仲栽裁判所の決定に反発しているのもこうした戦略的後退がある故であり、中国は核抑止力を保持する上で南シナ海の内海化は軍事戦略からゆずれないのである。中国の戦略は韓国・日本の占領を踏まえた西太平洋の支配とインド洋の支配を戦略的目的としている。つまりアメリカとの世界の覇権の分有が当面の戦略目標なのである。

東シナ海等での我が国の領海侵犯など中国軍の挑発が激化していることは、決して偶然ではない。アメリカが大統領選の政治空白にあり、また当面は内政重視を続けるので、中国は今がアジアの覇権を握る好機と判断している。

日本が早急に手を打つべきは対ロシア外交を改善することであり、対空・対艦ミサイルや弾薬の備蓄を進めるとともに、戦闘機・潜水艦の増強を急ぐ事である。合わせて「憲法9条は日本の宝」という観念的平和主義の「亡国路線」を一日も早く克服し、日本の国土の自力防衛の体制を急がねばならない。
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