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次期アメリカ大統領はトランプの可能性高まる!

今回のアメリカ大統領選は、クリントン(民主)とトランプ(共和)の支持率の差が無くなってきた。しかも現状維持派のクリントンに対し、トランプは変化を体現する候補と大衆に見られている。ワシントン・ポストによればクリントン・トランプ両候補とも57%の有権者が「好感を持てない」と答えている。また双方45%程度の人が「極めて好ましくない」と答えている。つまり両候補とも人気がないのが特徴である。

アメリカの白人男性はクリントンのような頭の良い女性が嫌いで、黒人大統領は認めても女性の大統領は認めない、という人が多いのである。しかもクリントンは国務長官時代私用メールアドレスを使っていた問題が弱点として残る。また中国から多額の寄付金を得ていたことが弱点でもある。

さらに言えばイギリスのEU離脱のように、世界の流れはグローバリズムの反転とも言うべき大衆の動きが起きている。その根っこには拡散するテロ・移民の受け入れ・拡大する格差社会があり、現状維持への根強い反発を人民大衆が持っていることだ。トランプはメキシコとの国境に壁を作るとして、こうした世界の流れを味方にしている。現状維持派のクリントンの不利は大きいのである。

しかも軽視できないのは、世界のグローバルリズムの反転現象を政治的に代表しているのが右翼政党だ、という点である。トランプ候補は右翼ではないが「アメリカ第一主義」と表現される「孤立主義」であり、アメリカは覇権国で有ることを止めるとともに「強いアメリカの復活」を掲げている。右翼ではないが掲げる政策は極めて右翼的なので有る。クリントンもTPPの再交渉を掲げており、アメリカのグローバルリズムからの反転は避けられそうもないのである。

トランプは「自国通貨を下落させ、アメリカから輸入品を排除することで、アメリカから略奪している」と日本のアベノミクスの政策を批判している。クリントン候補は中国との関係が強く、日本にとってどちらが大統領になっても厳しいが、現状ではトランプが大統領になる可能性が高く、その場合の日本の選択はアメリカから自立し、対等の日米同盟を選択するほかない。

社会帝国主義に転化した中国拡張主義の軍事的冒険主義の侵攻を正面から受ける立場にある日本は、トランプ大統領を予想して、対米自立の方向での防衛戦への軍事的備えを急がなくてはいけない。
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