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中国海軍の暴走がアジアを世界最大の武器市場に!

中国海軍が習近平の「中国の夢」とする覇権戦略を遂行するには、戦略目標として西太平洋とインド洋の「管轄権」を握らねばならない。官僚独裁の中国社会帝国主義は現在地球上でもっとも侵略的な覇権主義となっている。

西太平洋の軍事的支配権を確立するには地政学的に日本列島からフィりピン、インドネシアに囲まれた東シナ海・南シナ海の内海化が不可欠だ。特に中国海軍の中心となる潜水艦の有望な基地が中国にはない。日本のように横須賀や呉のような潜水艦に最適な基地は中国にはない。わずかに海南島の潜水艦基地が戦略的に重要性を持つ。

海南島を基地とするミサイル原潜が南シナ海を安全な活動海域として確保することが、西太平洋とインド洋の「管轄権」確保の出撃基地を確保する上で戦略課題となる。南シナ海の「九段線」内の暗礁を埋め立て軍事基地を建設するのは、中国海軍の戦略目標を達成するために必要なことなのである。

中国は、地政学的に封じ込められやすい地形であるため、第一地列島線の外に基地を確保することに躍起となっている。ミヤンマーやスリランカやパキスタン、最近ではオーストラリアに基地を確保した。つまり海上自衛隊が第一列島線で封じ込めるために敷設した潜水艦監視網の外に、開戦時に戦力を出して置き当面の標的としての日本の海上封鎖を狙い、継戦能力を確保することを目指している。中国が南太平洋諸国に援助をばら撒いているのも将来の基地確保が狙いなのである。

中国がアジアで砲艦外交を展開しているのは、アメリカが介入戦争をする気がない中でアジア諸国を従属化する事に狙いがある。韓国のように中国とアメリカの狭間で揺れ動く日和見国が増え、タイのように中国から潜水艦を購入する国にまで生まれた。

中国の超音速ミサイル「東風」の命中精度がどのようなものか不明だが、最近のロシア製の潜水艦の清音化、アメリカ製を改善した魚雷やミサイルの配備で、アメリカの戦略的優位は崩されつつある。日本が与那国島等に対艦ミサイル部隊を配備したが、中国は南シナ海から太平洋とインド洋に出ることをもくろんでいる。しかも中国海軍は二隻の大型空母を建造中である。

今アジア諸国は中国の脅威の前に大軍拡にのりだしている。アメリカが南シナ海での中国軍の基地建設に「航行の自由作戦」のみであるのは、武器市場化に期待しているからである。
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