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アメリカの新型核兵器開発費用は「1兆ドル」!

オバマ大統領は広島で広島・長崎の経験を「人類の道義的な目覚め」として「核保有国は、核兵器の無い世界を追求しなければならない」と演説した。そのアメリカがひそかに、向こう30年間の新型核兵器の開発計画を進めている。

「より近代的で信頼できる核弾頭に代替する」「代替は新兵器ではない」「核兵器の再構成だ」という理屈である。これに伴い大陸間弾道ミサイルや潜水艦発射ミサイルや戦略爆撃機や新型巡航ミサイル、新型ミサイル原潜などの運搬手段も新型モデルに入れ変えていくという。これらの費用が「1兆ドル」と見積もられているのである。

オバマの広島訪問は、彼の引退後の政治的資産であって、彼の核廃絶の演説が産軍情報複合体のアメリカの新兵器体系への「再構成」を妨げるものではないのである。むしろアメリカの核兵器の小型化、近代化は核兵器の使用可能性を一層高めるのである。

オバマの広島演説はこうしたアメリカの新型核兵器の開発の前には、何と空虚で、欺瞞で、観念的平和主義かが分かるであろう。ロシアや中国がアメリカに対抗して新型核兵器開発にまい進することは明らかだ。なにが核廃絶か!アメリカは核兵器の新型・小型化・信頼度向上を目指して「再構成」(=新型開発ではない?)しているのに、他国が核廃絶へと進むわけがない。

オバマの広島演説後すぐにも世界の核兵器再開発競争が始まろうとしている。今後の軍拡競争は核兵器も含むものとなる。覇権国アメリカの経済力の相対的後退の下では、アメリカが覇権を維持するには産軍情報複合体の力で、最新核兵器体系に更新しなければならないと考えているのである。日本人はオバマの「核廃絶の欺瞞」に騙されてはいけないのである。

世界は核兵器体系の進化と近代化と小型化と信頼性に向けて競争が始まっているのである。しかもアメリカの新大統領に孤立主義のトランプがなる可能性が強まっている。日本は安全保障の転換を迫られ、対米自立と核装備を真剣に考慮しなければならない時代なのである。オバマの広島での「核廃絶」の理想と欺瞞の狙いを、日本人は見逃してはいけないのである。
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