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同盟国を見捨てるトランプのアメリカ「孤立主義」!

「アメリカ第一主義」を掲げるトランプが大統領になる可能性が高まった。民主党のクリントン・ヒラリーはあまりにも弱点がある。白人男性は頭のいいクリントンが嫌いだ。若者もクリントンに投票しない。クリントンの支持は有色人種と女性だけだ。しかもメール問題の弱点がある。

共和党が政権を取り戻すにはトランプとの関係改善が必要だが、勝ち馬にのらない手はない。こう見てくると、アメリカ孤立主義のトランプが大統領になる可能性は極めて高いのである。

アメリカは7年前のオバマ政権時に事実上「息継ぎの和平」に転換していた。オバマは中東で同盟国を見捨て、敵に譲歩した。このためロシア・イラン・中国の地域覇権主義が力を持つにいたった。しかもイスラム原理主義を台頭させ、中東をオイルマネ―の還流のための武器市場に変えた。

つまりオバマの「息継ぎの和平」の政策は同盟国を軽視する側面が強かったのである。ところが共和党のトランプはオバマの「息継ぎの和平」をさらに発展させ「アメリカ第一主義」の名で同盟国を見捨てる「孤立主義」とも言える外交路線を打ち出している。

日本や韓国から米軍を引き上げること、核武装を認めるというトランプの政策は同盟国を見捨てるに等しい。自衛隊は攻撃兵器は持たない。攻撃は在日米軍が受け持ち、自衛隊は防衛を受け持つように日米安保条約で役割分担がされているからだ。アメリカ軍が無責任に日本から引き揚げるなら支配・従属同盟を破棄したとしても、中国覇権主義に軍事的に大きなチャンスを与えることになる。

アメリカが日本の自立を認めるなら鳩山政権時の「対等の日米同盟」をなぜ潰したのか、理解に苦しむ事である。オバマの「息継ぎの和平」も同盟国に依拠したものにすべきであった。オバマは同盟国を評価せず、敵に譲歩することで和平が保たれると考えたが、これは明らかに失敗で、世界の多極化を促したのにすぎない。

トランプが大統領になるなら、日本の選択肢はアメリカから自立するか、もしくは中国かロシアに従属するかの選択しかない事になる。中国社会帝国主義が現在地球上で最大の侵略勢力となっている下では、日本は自立し、ロシアを引き寄せ侵略勢力の中国を孤立させる外交で安全保障を図るほか選択肢はない。安倍政権の集団的自衛権の解釈改憲でのアメリカ依存の安全保障はもろくも崩壊したということである。

トランプの「孤立主義」が最近は日本に米軍の費用全額の負担に変え始めたのは、共和党指導部との関係改善が念頭に有るのかもしれないが、それでもトランプは「孤立主義」に代わりはなく、日本は対米自立を選択し、自分の力で日本の防衛を進めるほかないのである。アメリカの政策変更で戦後70年間のアメリカ依存の安全保障はもろくも崩壊したのである。
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