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軍事力の公開が全て裏目に出る北朝鮮のお粗末!

3代目の王朝指導者・金正恩をいかに偉大な指導者に粉飾するかが北朝鮮の最大の政治課題であるようだ。核兵器とその運搬手段の実験を公開するのも偉大な指導者の大げさな権威づけのためなのだが、それらがことごとく裏目に出ているのはお粗末としか言いようがない。

核実験の小型化と「水爆実験」は、その爆発力から失敗したと国際的に判断されている。北朝鮮が初めて発射した「ムスダン」は(射程3500キロ)何回も失敗し、文字どおり張り子のトラであることを自ら暴露した。公開した核弾頭の「大気圏再突入実験」は温度はせいぜい1700度で大気圏再突入時の温度は6000度~7000度で、お粗末な実験公開は、北朝鮮がまだ再突入技術を保持していないことを確認させるものとなった。

潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)に姿を現した潜水艦はあまりにも小型で古い船体でとてもミサイル潜水艦にはならない。本当に潜水艦から発射したとも思えない。水中の固定発射台から発射したと見られる。

国際社会の反対を押して、核開発とミサイル開発で自ら孤立する戦略は、墓穴を掘るに似ている。アメリカと中国が半島の現状固定化で合意していることを、自ら孤立路線で後押しする必要が何処にあるのか?理解出来ない。

北朝鮮は金王朝とも言える個人独裁の奴隷制国家であり、その体制維持が至上命題なのだが、その為の軍事的脅しがことごとく失敗したのであるからお粗末としか言いようがない。これでは脅しにもならない。ムスダン50基の実戦配備は日本や韓国には大きな脅威であったのが、実験の失敗で、実は完成には程遠いことが分かった。

北朝鮮はアメリカや中国の現状固定化を崩す外交路線に転換した方がいい。今のまま制裁が強化されれば「偉大な指導者」の偶像も、実は「裸の王さま」だったということになりかねず、体制崩壊を招く可能性もある。ミサイルで恫喝する「砲艦外交」を北朝鮮がやるにはあまりにも技術的に低すぎ、出るのはボロばかりなのである。軍事恫喝が実は自分でそのお粗末さの馬脚をあらわした事に、若い指導者が早く気付くように側近が配慮すべきであろう。

しかし暗殺が怖くて誰も告げられないところが個人独裁の北朝鮮の悲劇(=喜劇)なのである。
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