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覇権主義を覆い隠し始めた中国政府の欺瞞!

周辺国に侵略の牙をむいて、露骨に侵攻の姿勢を見せていた中国が、経済危機の中で外交を転換し始めたように見える。地域覇権主義を隠そうともしなかった中国が、4年前の第2次安倍政権発足いらい一貫して避けてきた日中外相会談を4月末に行った。

中国の王毅外相と岸田外務大臣の会談では、王外相が「日中関係は絶えずぎくしゃくし、度々谷間に陥ってしまったが、。原因は日本側が一番よく分かっているのではないか」「あなた方が誠心誠意を持ってきたのなら我々は歓迎する」と強硬で傲慢な挨拶を行った。

中国外交部の発表によると中国側は日本側に以下の4つの要求をした。(1)歴史を真摯に直視し反省する。(2)中国脅威論・中国経済衰退論をまきちらすな。(3)経済について中国を平等に扱うこと。(4)中国への対抗心を捨て地域の平和に協力すべきだ。

4月29日に日本の超党派議員団と会見した中国の劉雲山政治局常務委員は「我々は覇権を唱えて他国の脅威になるつもりは毛頭ない」とのべた。しかし大軍事力増強や中国の海洋覇権主義は口先では覆い隠せない。

中国覇権主義のこうした言い草はあきれるほかない。尖閣諸島の周辺領海に公船を進入させ、南シナ海で人工島の軍事拠点化を進めているのは中国である。漁船を200隻も小笠原周辺に進入させ赤サンゴを乱獲したのは中国だった。中国が海洋進出と称して、ベトナムやフィリピンの諸島を奪っていることは誰の目のも明らかだ。日本人は誰よりも戦前の日本軍国主義を反省している。戦後中国がチベットや新疆ウイグルやインドやシベリア(現ロシア)やベトナム等を侵略したが、日本は戦後一切侵略していない。日本の戦前の軍国主義を批判することで、自国の侵略を覆い隠そうとしているのは中国の方である。

中国経済が幹部の腐敗が原因で経済が危機になると、昨年夏以来日本企業の本国への送金を停止し、資本の移動を妨害しているのは中国政府である。日本企業に差別的扱いをしておきながら、平等に扱えとか、中国経済衰退論を振りまくな、とは笑わせる。中国への対抗心を捨てよとは、安倍政権がベトナムやフィリピンに巡視船を援助していることが気に食わないのである。

中国経済が崩壊寸前なのも、外交が失敗続きなのも、日本のせいだと言うのは外因論であり、間違いなのである。中国の危機の原因は中国社会帝国主義に中国が変質したことに有る。つまり中国は社会主義から官僚独裁支配の国家資本主義に変質したのが原因である。それを日本のせいと言うのは走資派指導部の逃げ口上であり、間違いなのである。

口先で中国走資派指導部が覇権主義を言い逃れし始めたのは、経済の破綻が深刻化しているからに他ならない。日本に厳しい発言を中国指導部が重ねているのは、近い将来に内的矛盾を外的矛盾に転化する(=軍事侵攻の)ためであることを日本政府関係者は忘れてはいけないことを指摘しなければならない。
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