FC2ブログ

オバマの北朝鮮政策に変化なし!

北朝鮮は来月6日に36年ぶりとなる朝鮮労働党の大会を開くことを発表した。これに向けて北朝鮮は潜水艦発射のミサイル実験を行い、また中距離弾道ミサイル「ムスダン」の発射準備や核実験の動きも進めている。北朝鮮は中国と違い一党支配ではなく、金王朝の個人独裁を粉飾するための党大会に過ぎない。だから2代目の金正日は大会を一度も開かなかった。北朝鮮の「社会主義」は偽装であり、事実は個人独裁の奴隷制社会なのである。

これに対し、アメリカのオバマ大統領は26日のインタビューで、核実験とミサイル実験の挑発を続ける北朝鮮について「常軌を逸した国」だと述べ、金正恩について「あまりにも責任感がなく、我々は近寄りたくもない」と非難した。オバマは北朝鮮の核の脅威について「現時点の脅威は比較的低いレベルだ」と評価し「阻止できる策は整えている」と強調した。

アメリカが中国と共に行う対北朝鮮制裁は、中国の協力が見込めずほとんど効果はない、というのが大方の見方である。中国はアメリカとの緩衝地帯として北朝鮮を必要悪と位置づけており、アメリカと同じく朝鮮半島の現状維持であることは変わらない。

米・中が現状維持なのだから韓国のパク・クネ大統領の韓国主導の南北統一などできるわけがない。アメリカは北朝鮮の核の脅威があれば日本と韓国を従属下に置き続けることができる。中国の戦略から見れば拡張主義的軍事行動を成功させるには朝鮮半島の第2戦線は絶対に必要なので、現状は緩衝地帯として維持すればよい。

オバマは非介入主義を変えておらず、油田の無い北朝鮮が大量破壊兵器を持とうが、イラクのように軍事介入する気は皆無なのである。ダニエル・ラッセル米国務省アジア太平洋担当次官補が「北朝鮮を崩壊させることは私達の戦略ではない」と語っているように、アメリカの戦略は半島の現状維持に過ぎない。従って北朝鮮の核とミサイル開発を阻止することは皆無なのである。

アメリカは北朝鮮の核ミサイルがアメリカにまで届かない限り開発を容認するのが戦略である。当然日本と韓国でアメリカに従属を深めるものと、核開発で自立を目指すものが台頭することになる。
つまり世界は、アメリカの一極支配から多極化への過渡期にあることを見据え、対米自立の時期が来ていることを指摘しなければならない。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

SEO対策:政治