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対米自立を掲げない左右の誤りについて!

日本は誰が見てもアメリカの従属国である。米軍が日本に居座り、日本を出撃基地にしていることを見れば誰も否定できない。ところが左翼セクトは「日帝」と位置づけることでアメリカを敵から外しているのは日和見主義であり、これは右翼にも当てはまる。日本の多くの右翼は対米自立を掲げない、彼らはほとんどが対米従属派である。

日本共産党も対米自立を言わない。彼らはアメリカが作った憲法を「日本の宝」とまで持ち上げ、アメリカにゴマをする。現憲法はアメリカがいつまでも日本に居座るために押し付けたものである。憲法9条はアメリカ軍が日本に居座るためのものであり、「憲法9条があるから日本は戦後70年平和が続いた」と言うのは法的観念論である。日本の戦後の平和は覇権国のアメリカ(=米軍)が日本に居座っているので誰も侵略できなかったのに過ぎない。

日本民族は偉大な民族であり、いつまでも他国の支配を許してはいけないし、自分の国は自分で守れるようにすべきなのである。アメリカに従属するがゆえに多額の米国債(=財務省証券)を買わされ,思いやり予算のような多額の米軍の受け入れ国支援を支払わされている。他国に搾取・収奪される国を「愛国心」を持てと「日の丸」「君が代」教育を恥ずかしくもやれるものだ。売国奴はどこまでも自己の売国奴の正体を欺瞞するために「日の丸」「君が代」教育を利用しているにすぎない。対米従属派は靖国神社ですら偽装のために利用する。

真に日本の民族派は堂々と対米自立を掲げる。対米自立を掲げられない政治勢力はどれも日和見主義であり、アメリカに逆らうと田中角栄のようにアメリカに追い落とされるので、日本の政治家は対米自立を言わない、言えないのである。

しかしアメリカはいまや覇権国としての威勢を維持できなくなり、オバマでさえ「同盟国の争いに巻き込まれたくない」と語るまでに衰退した。アメリカの有力大統領候補のトランプは、アジアから米軍を引き上げ、日本に核兵器を持ち自分で守ることすら語っている。日本は中国社会帝国主義の侵略の標的となっている。日本は中国拡張主義の侵略に備え、アメリカをあてにできない中で、他力本願ではなく、自分の力で日本を防衛しなければならない。今こそ全ての野党は、対米自立の一点で政権の受け皿を作るべきである。自民・公明の対米従属派の集団的自衛権による防衛路線は亡国路線であることを明らかにしなければならない。
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