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多極化への変化の時代に硬直化した思考は禁物!

岸田外相はケリー米国務長官と広島で会談し普天間飛行場の辺野古への移設について「唯一の解決策だ」と述べ、ケリー氏も理解を示した事が報じられている。これはおかしなことで現在アメリカ大統領選で共和党のトランプ候補は日本と韓国から駐留米軍を引き上げること、日本と韓国は核装備して自分の力で防衛することを主張している。

核兵器は持たない相手には使える兵器で、もっとも安上がりな戦略兵器である。核兵器を持てばもっとも安上がりに防衛出来ることは貧困な北朝鮮の例を見れば明らかだ。戦後70年もたち経済力世界3位の日本が国防をアメリカに依存することはよくない。日本は自立すべきでトランプ候補の考えは当然な見解である。

沖縄の人々に米軍基地の重い負担を押し付けることが限界に有ることは、拡張主義の中国が長距離ミサイルを1300基も沿岸に配備し、沖縄の戦略的意義も低下している。敵の第1撃で壊滅するかも知れない沖縄に米海兵隊を配備することは「人質」としての意味しかない。事実米軍は沖縄の海兵隊をハワイ・グアム・オーストラリアに分散配備しようとしている。

それなのに米海兵隊の普天間基地を閉鎖し、同じ沖縄の辺野古に新基地を作る軍事的必要性は無いのである。硬直した一面思考で「唯一の解決策だ」と述べる岸田外務大臣の見解は不可解というしかない。我々は沖縄県の普天間基地の「県外移転」の主張もおかしいと考えている。アメリカ軍が海兵隊を沖縄から国外に分散配備しつつある時にどうして「県外」なのか?台湾と朝鮮半島を睨んだ基地は沖縄しかないから米軍が戦後沖縄に基地を維持しているのだ。対米自立して国外に移転すれば沖縄の基地問題は解決する。しかし沖縄県の狙いは政府から「多額の開発資金」を獲得するのが目的なので「県外」なのである。

核を廃絶するのは核兵器を使えない兵器にするしかない。核を持てば核は使えない兵器になり、初めて廃絶への道が開けるのである。日本は核を保有し、同時に「始めに核兵器を使わない」ことを宣言すれば、核兵器廃絶へと前進することになる。始めから非核を公言すれば間違いなく広島・長崎に続く第3の被爆都市が生まれるであろう。非核世界を作るには核兵器を使えない兵器にするしかない。つまり非核保有国は廃絶のために核保有すべきなのである。

国際情勢が一極支配から多極化の時代に移行しつつあること、すなわち多極化時代の情勢は合従連衡の時代であり、硬直化化した一面的思考では亡国を招くことになる。日本は自立して、柔軟で多様な戦略が検討されなければならない。対米従属だけが日本の戦略ではないのである。
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