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野党は情勢の変化を読んで対米自立の旗を掲げよ!

アメリカの大統領選は孤立主義・民族排外主義のトランプが共和党の候補となる可能性が強まっている。サンダースに追いつめられたクリントンもTPP反対を打ち出し、内向きに転じた。民主党も共和党も同盟国を搾取・収奪の対象としか見ていない。特にクリントンは中国から選挙資金を援助されており、日本よりも中国重視の政策が予想される。

中国経済の崩壊から世界経済が危機にある中で、安倍政権のアベノミクスも破綻に直面している。東日本大震災の打撃があったので安倍首相の円安誘導への国際的批判が少なかったこと、原発の全基停止で天然ガスの膨大な輸入が日本経済の負担となる局面では、まるで安倍を助けるかのように原油安となり、日韓関係が安倍の重荷となると見られたが、北朝鮮の核実験とミサイル実験で、中国と韓国の歴史問題での中韓の「反日」共闘はもろくも崩壊した。

それだけでなく北朝鮮の核開発とミサイル開発、さらには中国覇権主義の南シナ海での岩礁の埋め立てての軍事基地化によって、安倍首相の集団的自衛権による安全保障が正しいかの印象を国民に与えた。確かに安倍は運がいい。その運を味方にして夏の参院選をダブル選で闘い、一気に憲法改正を果たし、自民総裁任期を延長して、東京オリンピックまで首相を務めるというのが安倍の政治目標となった。

問題は日本の野党が、アメリカが内向きとなり、日本の対米自立を促しているのに、対米自立の平和主義堅持の旗を掲げるでもなく、どのような日本を作るのか、アメリカの内向きの中での日本の戦略を提起できず。自公に対抗する統一戦線戦略もなく、政権の受け皿も作れないお粗末さである。世界がアメリカの一極支配から多極化の時代に移行する過渡期であるのに、日本の戦略を提起できる政治家がいないことが問題なのである。

中国社会帝国主義は現在の地球上でもっとも危険な拡張主義であり、日本は「反日」を掲げる標的であり、その侵略の矛先を受ける地政学的位置にある。アメリカが日本を守らない以上日本は自立し、自主外交でロシアを引き寄せ、2正面を回避したうえで、自分の力で自国を防衛するため国防力を強化しなければならない。安倍の対米追随の集団的自衛権路線は、アメリカの内向き大統領の登場で既に破綻している。

野党は、「対米自立・平和主義堅持・国防政府」の旗を掲げ政権の受け皿を統一戦線党として形成すべきである。野党に戦略を持った政治家がいないことが、安倍の対米従属の改憲・戦争路線を優位に立たせているのである。
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