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中国が大気汚染を解決できない理由!

人民の政府であった中国は、今は官僚独裁の国家資本主義である。この国で出世するには地方幹部は経済指標を捏造するか、経済成長至上主義で高い成長率を中央に報告しなければならない。

こうして貿易が前年を20%も減少しても、成長率が6%台を維持することになる。大気汚染物質を飛散させている企業の幹部は共産党の幹部であり、大気汚染を取り締まる役人も共産党であり、大気汚染を報道するマスコミも共産党に支配されている。大気汚染で向かい側のビルが見えないほどでも、誰も企業の責任を追及しないのである。

北京オリンピックの時は多くの工場を操業停止にした。抗日70周年記念の軍事パレードの時も北京は青空が演出された。大気汚染の原因ははっきりしているのである。しかし人の健康を害するほどの大気汚染対策に金をかけるのは、中国の指導者は損失と考えている。大気汚染は風が吹けば解決すると考えるのが中国人なのである。

日本でも高度成長時に四日市喘息や、大都市の光化学スモッグが酷くなり、住民運動が激しくなり、公害裁判も多く闘われた。その結果日本は大気汚染を解決できたのである。ところが中国では官僚独裁のため、住民運動や政府批判の運動はすぐさま弾圧される。民主主義がないのだから企業は公害対策に金をかける必要がないのである。

経済成長至上主義の中国では劇薬や水銀などの廃棄物が地下に埋められ、各地の地下水を汚染している。排ガスは喘息や肺がんを激増させ、国民所得の10%以上も環境破壊が喰い潰すことになっても解決策が取られることはない。だいたい裁判で共産党幹部の経営する企業を公害で訴えることなどできるわけがない。だからいつまでたっても中国は大気汚染を解決できないのである。

中国では日本の空気清浄機が人気だそうだから別段批判する必要はないと思われるが、人口13億の大国が、あれだけの大気汚染を出しているのだから、地球がいつまで持つのか心配になる。温熱効果ガスの排出では中国は世界1位であり、しかも今に至るも削減の努力を一切していないのである。

大気汚染や公害問題は民主主義がなければ解決できないのである。今中国政府が企んでいるのは、自国の公害をだしにして、日本企業の公害(環境)技術をパクリ、世界中で商売に役立てることである。自分で公害防止技術を開発する気などさらさらない。日本企業は川重が新幹線技術を中国国内に限り売却して、世界市場を奪われつつあることを教訓にしなければならない。
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