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内向きのアメリカ大統の可能性に備えよ!

メキシコの国境に壁を作る、と発言し、イスラム圏からの移民に反対し、暴言を繰り返すトランプの人気が高まるばかりだ。反ユダヤ人の民族排外主義で人気を得たドイツの独裁者ヒトラーに例える人も出始めた。

日本や中国、メキシコが我々の金を奪い、雇用を奪っている、との発言や、日本と韓国を防衛しないと発言するトランプは明らかに孤立主義であり、こうした候補者が共和党の大統領候補の本命になりつつある。

民主党では本命と見られていたクリントンも危うい。「革命」を呼び掛け1%の金融資本を攻撃して授業料や医療費の無料というサンダースの社会主義的政策が若者の支持を拡大し、クリントンを追いつめている。しかしアメリカではクリントンとトランプが大統領本選を闘うと見るマスコミが大勢となりつつある。

本選挙でサンダースに投票した若者がトランプの支持に回る可能性もあり、逆に共和党内票がクリントン支持に回る可能性もある。つまり本選挙は混迷状態となり、金融資本の利益を代表するクリントンか、それとも既成勢力に反対するトランプかの争いになれば、トランプが勝つ可能性も出てきたと見るべきである。

アメリカ大統領が孤立主義のトランプになれば、日本政府が進めてきた対米従属路線は崩壊である。クリントンもTPPに反対で、クリントンは中国と関係が強く、アメリカに依拠して中国の攻撃から守ってもらう訳にはいかない。つまりアメリカ大統領選は日本の対米自立を迫っているのである。

日本が自立するには2つの事が必要条件となる。第一に国防力を強化すること、第二に自主外交でロシアとの関係を改善し経済的相互依存関係を強め、ロシアを中国から引き離す自主外交が必要となる。アメリカが内向きとなり、世界が多極化するなら、日本は自国の防衛を自分の力で行い、その上で自主外交が必要となる。

日本の周辺国は、危険な社会帝国主義の中国、日本を敵視する北朝鮮、1000年日本を恨むという韓国がある。日本はロシアを取り込む事ができなければ、国防力を格段に強化するか、もしくは核装備しなければ生き残れない局面になりつつある。これは戦後最大の外交的・軍事的・戦略的な転換点と言える。アメリカ追随一辺倒の自公路線の破産というべきだが、野党はバラバラで政権の受け皿さえできていないのである。野党は団結して、今こそ対米自立の国防政府の旗を掲げるべきであろう。
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