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北のミサイル発射と米軍の反撃があり得る!

北朝鮮が北朝鮮の北東部のミサイル発射台を布で囲い、発射台周辺での動きが活発化している問題で、アメリカ軍はステレス戦闘機のF22多数を日本の基地に配備し警戒している。また自衛隊の対弾道ミサイルを積んだイージス艦が横須賀を出港するなど、日・米に警戒感が高まっている。

北朝鮮は先に4回目の核実験を強行し、これを「水爆実験」と発表した。これに対し国連の安全保障理事会で制裁が話し合われているが、中国が反対して制裁できない状況がある中で、北朝鮮がミサイル実験で日本と韓国に核恫喝をかける事態となった。

韓国国内では核開発の声が出ており、日本に置いてもアメリカのオバマ政権が「同盟国の争いに巻き込まれたくない」と発言し、非介入主義を取っている中で、アメリカの核の傘が頼りにならない事態が生まれている。国連決議違反の、北朝鮮の核開発とミサイル開発に対し、アメリカが何もしないようだと、日本と韓国で核装備の声がより高まるであろう。

日本が核装備に要する費用は約1兆円と見られており、5年で開発するとすると在日米軍への費用負担の4分の1の額で済むことになる。核の傘のアメリカが今回も北朝鮮のミサイル開発と核開発を見逃すようだと「アメリカはあてにできない」との声が高まるであろう。

一部でアメリカ軍が2月に北朝鮮を攻撃するとの噂さが流れているのは、アメリカのメンツが4回も無視される事態は、覇権国のメンツ・沽券にかかわる事態ゆえである。日本が安保法を成立させた後でもあり、中国が南シナ海と東シナ海でアメリカを無視した横暴な砲艦外交を続けている時でもあり、アメリカ軍が北朝鮮への限定的空爆に踏み切る可能性が生まれている。

米軍が空爆するとしたらミサイルの打ち上げ設備、核開発施設が予想される。アメリカとしては中国が北朝鮮への経済制裁に協力しない以上、これ以上北朝鮮を放置できない事態が生まれている。アメリカが空爆で北朝鮮を攻撃するとしたら大陸間弾道弾を開発しない内にやらねば意味がない。北朝鮮の核の小型化が進んでいると見られる以上、いくら非介入主義のオバマであってもこれ以上の傍観は有り得ないと見るべきであろう。米軍の動きや自衛隊のイージス艦の動きを見ると事態は切迫している。

安倍政権にとっては安保法の初の周辺有事の発動であり、憲法改正への世論作りの好機が生まれようとしている。北朝鮮の動きとアメリカ軍の動きが注目される。
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