FC2ブログ

虚構のオバマ・アメリカ外交の空しさ!

アメリカのオバマ大統領は16日、イランへの制裁を解除する大統領令を発動した。イランの核合意を受けたもので、オバマは「世界はより安全になる。」と評価した。しかしアメリカの財務省は17日、イランの弾道ミサイル開発を支援したとして、11の個人や企業を制裁の対象に指定した。オバマはイランの核合意を「歴史的な成果だ」と言うが、実際には世界はより危険になっている。

現在大統領選の予備選が行われているが有力候補は、イランについてはいずれもオバマの外交を継続する意思は表明していない。イランはミサイル開発は続けており、従って今回の核合意は、かって北朝鮮が行った欺瞞外交に他ならない。北朝鮮の「水爆実験」についてもアメリカは現状容認の姿勢を堅持している。国連で制裁決議を出すと言うが、中国が拒否権を保持している限り、北朝鮮の圧力になるわけがない。中国は、とりわけ軍は北朝鮮への制裁は一切行っておらず、アメリカは北朝鮮の核・ミサイル開発を事実上容認しているのである。

オバマの外交は、要するに現状追認だけでなくイランについては制裁解除でサウジとの力の均衡を一時的に図る意味しかない。アメリカの制裁解除に悪乗りして日本企業がイランとの間で油田開発などに踏み込むと、またしても債権放棄に追い込まれることになるであろう。

オバマが非介入主義を表明してから世界は依り危険になった。決して「全世界がより安全になった」(ケリー米国務長官)と言うのは虚構である。こうしたオバマ外交に追づいすると日本の拉致問題はいつまでも解決できず。北朝鮮の核の脅威にさらされ続けることになるであろう。核の脅威は北朝鮮だけではない、ロシアも中国拡張主義も核を保持している。日本は一層危険な状況になっているのである。

中東のイラン(シーアー派)サウジ(スンニ派)の力のバランスを取りながら、この地域の内戦化・宗派争いを激化させ、中東を武器市場にしようというアメリカの魂胆が見えてくる。アジアにおいても中国拡張主義の進出を利用してアメリカはアジアを武器市場にしつつある。オバマの虚構の外交に騙されてはいけないのである。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

SEO対策:政治