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イスラム教の改革・近代化が必要だ!

イスラム原理主義のテロが世界中に広がりを見せている。イスラム国やアルカイダは、中東を巨大な武器市場にしオイルマネ―の還流を策した者が作り育成したものである。いまやその組織が世界を宗派争いに巻き込みつつある。

一国の支配層にとって宗教ほど都合がいいものはない。特に政教一致の宗教は民衆を戦争に動員する上で神や仏の「御心」を口実にし、戦死すれば天国に行けるとだますことができる。もし政治が巧く行かなくても、それは自分の信仰が足りないからだと信じ込ませることができる。権力者にとつて宗教ほど便利なものはない。信者を恐ろしい武器に換えることすらできる。それゆえ武装した宗教勢力は歴史的に見ても反動復古勢力として登場することが多い。

イスラム教は生活していく上で厳しい砂漠地帯の宗教である。しかも原理主義は奴隷制時代の経典に帰依することを至上としている。それゆえ女性を奴隷として扱い世界のひんしゅくを買うことになる。イスラム原理主義には軍事力で抑え込んでもなにも解決しないのである。

かって1500年代の戦国時代の日本で、同じ問題にぶっかった人物がいた。織田信長である。政教一致の一向宗が武装し、大名の支配にあらがった時代があった。政教一致の宗教勢力に信長は武力で弾圧し、やがて自分が神になることで思想的に解決しようとし、旧勢力(将軍や天皇制貴族)の危機感を煽り、抵抗を呼び暗殺につながったのである。

政教一致の宗教勢力を衰退させるには、イスラム教の改革・近代化(=世俗化)が必要で、それはイスラム聖職者の仕事である。キリスト教が資本主義化の中で改革し、「新教」が生まれたように。宗教も時代の発展に伴い変化しなければならない。個人の心の問題を政治と結びつけるべきではない。

イスラム原理主義の武装勢力に無差別爆撃を行うことは、恨みを増幅し、テロリストを増産することでしかない。中東を巨大な武器市場にしようと企む者の、シリア内戦化と「イスラム国」育成の意図を見抜かねばならない。イスラム圏に必要なのは戦争ではなく、宗教改革である。
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