FC2ブログ

ロシア機撃墜が集団的自衛権の正しさを証明??

ネット上に、トルコ軍機がロシア爆撃機を撃墜したが、ロシアが反撃できなかったのはトルコが集団的自衛権(=NATO)に加入していたからだ。安倍政権の集団的自衛権が日本の安全保障に役立つ証明だ、との危険な論調が表れている。

力の強い帝国主義に従属すれば国を守れるという売国的主張である。まるで「我田引水」的主張で、大国に従属して国家を守ることが、まるで正しいことであるかのような言い分である。

日本は戦後70年もたつのにアメリカ軍の基地が何十とある従属国であることを恥じない輩の主張である。小さくとも自分の国は自分で守るようにすべきであり、アメリカの戦争に貢献することで守ってもらおうとする卑屈な安全保障政策を出しながら、よく「愛国心教育」だの「君が代」「日の丸」などと言えるものである。愛国心を見せかければ売国的姿を覆い隠せるとでも思っているのだ。

ロシアのプーチンがトルコに反撃しなかったのは、ロシア国内で彼の支持率が70%台と高く、国民の支持が揺るぎないからであり、NATOに加入していれば他国の飛行機を撃墜してもいいということではない。トルコは、シリア国内の自国民族の保護と言う狙いがあり、同時にシリアの内戦がいつまでも続き、武器市場が拡大すればよいと考えるアメリカの指示で動いているにすぎない。

中東の戦争が拡大していけば、トルコは自国の安全保障を危機に陥れることになる。ロシア機の撃墜はやる必要がなかったことであり、小国の火遊びとも言える冒険主義である。安倍首相が南シナ海で同様の事をやれば、国内人民の支持の無い中国指導部は、日本に対し戦端を開かないわけにはいかなくなるであろう。

つまりトルコのロシア機撃墜は何ら集団的自衛権の正しさを示すものではない。むしろ大国の戦争に動員され、使い捨てにされる危険がある。とりわけオバマのアメリカは、自国の利益優先であり同盟国から搾取・収奪することしか考えていないことを知るべきであろう。

世界が多極化しつつある時、日本は対米自立して自分の国は自分で守るようにし、大国間の戦争に巻き込まれないようにすべきなのである。日本は強力な武装で、誇りある自立を目指すべきであり、それでこそ国民の愛国心が芽生えてくるのである。他国にすり寄り、他国の戦略に奉仕することで自国を守ってもらうという、情けない集団的自衛権の安倍政権では、日本を亡国に導きかねないであろう。親米国のイラクのフセイン政権はアメリカに裏切られ、使い捨てられたではないか?このことを忘れたとでも言うのか?恥を知るべきだ。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

SEO対策:政治