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世界の戦略的変化を念頭に自主外交を展開せよ!

現在の世界情勢の特徴を見ると、第一に覇権国アメリカの非介入主義、オバマの「同盟国の争いに巻き込まれたくない」という臆病なまでの「息継ぎの和平」の内向き戦略の危険。第2に中国社会帝国主義の軍事拡張主義の危険。第3にウクライナ問題で地政学に目覚めたロシアの軍事力による勢力圏維持の危険。第4にユーロ圏の後進国への拡大の中でのギリシャなどの国家的金融危機の危険。さらには中国のバブル崩壊の危険が重なっている。

これらの危険の他中東・アフリカなどの騒乱での荒れる世界市場の危険が、世界中に5000万人を超す難民生み出し、そのうち20万を超える人々が欧米等豊かな国へ押し寄せている。世界の警察官役の不在が、混乱の世界情勢を生みだし、世界はブロック化の傾向を強め、多極世界への流れができつつある。世界はかって無く流動化しているのである。

先進国は金融危機、発展途上国は宗派争い・部族争いで内戦状態となっている。こうして世界の戦略関係が流動化している時に、日本の安全保障を内向きのアメリカに従属する一辺倒でいいのだろうか?日本は独自外交で多角的な貿易関係を構築していくべきではないのか?アメリカ圏、ユーロ圏、中国・ロシア圏、発展途上国などへの自主外交が必要な時ではないだろうか?

アメリカの顔色ばかり見る対米従属外交から、対米自立していく時ではないのか?現状ではTPPによる経済のブロック化で世界貿易が縮小へと向かう危険が高まっており。市場の囲い込みが主要国間の摩擦を強め、各国の経済危機が軍事力の大増強への流れを生み、世界は戦争の時代へと舵を切りつつあるように見える。

日本は今こそ平和主義を堅持して、多角的外交を展開して経済のブロック化が軍事ブロック化することに警戒しなければならない。安倍首相は十分な戦略論議もせず、アメリカとの集団的自衛権に踏み込んで戦争法を強行採決したが、国論は分裂し、とても戦争等できない状態にある。

安倍首相は次期参院選挙で戦争法の廃止が焦点にならないように「一億総活躍社会」を対置しようとしているが、これは焦点ずらしであり、よくない。安倍首相は憲法改正論議で、なぜ正面から論議そないのか?逃げては国論を統一できないのである。この点に安倍の欺瞞的政治手法の弱さが表れているように思う。
日本国の100年先を見据えた外交か?それとも内閣の延命の小手先外交か?この違いは対米自立か、それとも対米従属かの違いなのである。
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