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アメリカを試す中国の力の外交が目立つ!

アメリカが中国が進める南シナ海の暗礁埋め立てを、領海と認めないと表明すると、9月3日中国艦隊5隻がアリュ―シャン列島のアメリカ領海内を通過した。それもオバマ大統領がアラスカを訪問していた時であるから中国軍の挑発は軍国主義そのものだ。

9月15日にはアメリカ太平洋軍の電子偵察機RC135が中国山東半島から東約130キロの黄海上空で中国軍機に危険な行為で航行を妨げられた。

9月22日中国共産党の幹部劉雲山政治局常務委員(宣伝・思想部門担当)が習近平政権が進める現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」について、「中国の拡張戦略ではなく、平和と発展を欧州やアフリカまで広く実現する共同の作業だ」と強調し、覇権戦略であることを強く否定した。

9月13日には3月に中国を訪れたアメリカの女性実業家が、国家機密を盗んだとして中国当局に拘束されていることを発表した。

9月23日(日本時間22日)には訪米した習近平がシアトルのボーイング社で旅客機300機三百八十億ドル(約4兆5600億円)の購入を発表した。こうした一連の中国側の動きは目前に迫ったオバマと習近平の米中首脳会談に向けて、中国側がアメリカを試していることを示している。

9月3日の「抗日戦争勝利70周年記念」の大軍事パレードでその世界第2位の軍事力を見せつけ、アメリカ軍を挑発し、巨大なアメリカ製旅客機の300機購入でアメ(経済的利益)を見せつける。中国は明らかにオバマを試しているのである。

中国の習近平政権の狙いは経済的利益と軍事力を見せつけて「新型大国間係」の受け入れをオバマに迫っているのである。太平洋の西半分とインド洋の管轄権をアメリカに認めさせるのが習近平の今回の訪米の最大の狙いなのである。

オバマ政権が非介入主義を続け、「息継ぎの和平」という戦略転換の間に、中国は覇権の分有を迫っているのである。大統領選を前にオバマが軍事的介入を避ける傾向性を読んだ上での外交的・軍事的・経済的・政治的試しを行っている。アメリカも舐められたものである。米中首脳会談でオバマが中国の試しにどのような回答を与えるのか?世界が注目している。
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コメント

米中の外交戦は見もの!

 今回の習近平とオバマの首脳会談は重要ですね。特にオバマが中国に厳しい対応をするのか?それとも経済的利益に屈するか?注目したいと思います。

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